ベンキュー、実売64,800円の3D対応DLPプロジェクタ

-XGAパネル搭載、輝度3,000ルーメン


MX660P

 ベンキュージャパンは、3Dにも対応するDLPプロジェクタ「MX660P」を8月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は64,800円。

 1,024×768ドットのDLPプロジェクタで、輝度は3,000ルーメン、コントラスト比は5,000:1。レンズは光学1.1倍ズーム(F2.56~2.8)で、焦点距離はf21~23.1mm。投写サイズは36.2~300型、投写距離は80型で3.02~3.32m。

 TIのBrilliantColor技術を採用し、中間色の色再現性や輝度を向上。6セグメントのカラーホイールによるカラーマッチング技術を用いている。光源は210Wランプを使用し、エコノミーモード時のランプ寿命は約5,000時間。騒音は26dB/30dB(エコノミー/標準)。

 DLP Link方式の3D表示に対応。3D表示は、NVIDIA Quadroシリーズのグラフィックカードを搭載するパソコンが必要で、アナログ接続時のみ対応。視聴にはオプションの3Dメガネ「3DGS-01」を使用する。Blu-ray 3Dの表示には対応しない。

 入力はHDMI×1と、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×2と、S映像/コンポジット各1系統、アナログ音声入力2系統を装備。アナログRGB(D-Sub 15ピン)とアナログ音声(ステレオミニ)の出力も備える。出力2Wのモノラルスピーカーを内蔵。USB端子も備え、USBメモリ内の画像をスライドショー形式で表示可能。対応ファイルはJPEG/GIF/BMP/TIFF/PNG。

 消費電力は326W(待機時1W)。外形寸法は312×244×104mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.65kg。リモコンやソフトキャリングケースなどが付属する。

天面背面


(2011年 7月 19日)

[AV Watch編集部 中林暁]