渋谷TSUTAYAで「SmartAR」採用のBlu-rayプロモーション
-SPE「世界侵略」。ARで武器が出現、UFOを撃退
店頭展示のイメージ。BD「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のジャケットを店内のUSBカメラにかざす |
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、Blu-ray/DVD「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の発売にあたり、ソニーが開発したAR(拡張現実)技術の「SmartAR」を活用したプロモーションを、SHIBUYA TSUTAYA(渋谷区宇田川町21-6)店頭で21日より開始した。実施期間は約2週間。
「SmartAR」は、ソニーが開発したマーカーレス方式と呼ばれる画像認識を利用したAR技術。高速トラッキング技術により、対象物に高速/高精度で画像などの合成を行なえることが特徴。
今回の店頭販促プロモーションは「世界侵略:渋谷決戦」と名付けられており、映画業界で初めてSmartARを採用した試みだという。
SHIBUYA TSUTAYAの1Fに陳列されている「世界侵略:ロサンゼルス決戦」の販売用Blu-rayのジャケットを店内に設置したUSBカメラにかざすと、それを認識してARが起動。設置されたモニター画面にレーザー砲が現れ、同じ画面上のエイリアンやUFOを撃退することで作品の世界観を体感できるという。ジャケットの向きを変えるとその方向にいるエイリアンなどを攻撃し、撃退数に応じてスコアを表示、ゲームのように楽しめる。さらに、この体験をTwitter(#渋谷決戦)で共有することも可能。
SPEは「単なる店頭でのプロモーションの枠に留まらず、最先端テクノロジーと映画のコラボレーションという更なる新しいエンタテインメントの世界を創造する先駆けになるものと自負している。 今後も業界をリードするような新しい試みにチャレンジする」とコメントしている。
ジャケットから武器が出現 | 現れるエイリアンやUFOを撃退。ジャケットの向きを変えることで撃つ方向が変わる | エンディング画面。スコアが表示される |
(2011年 12月 22日)
[AV Watch編集部 中林暁]