JASRAC、音楽ファイルを無断アップロードした2名を告訴

-ファイル共有ソフトの「Share」、「LimeWire」使用


 JASRAC(日本音楽著作権協会)は25日、ファイル共有ソフトで音楽ファイルを無断アップロードしていた2つの事件について、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで、三重県松阪警察署と青森県八戸警察署に告訴状を提出した。

 告訴した2件のうち三重県松阪警察署の事件は、三重県松阪市在住の30歳男性がファイル共有ソフト「Share」を使ってJASRACが著作権管理している楽曲のファイルを無断でインターネット上に公開、不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにしていたもの。

 青森県八戸警察署の事件は、東京都杉並区在住の25歳男性がファイル共有ソフトの「LimeWire」を使って、JASRAC管理の楽曲ファイルを無断でネットに公開していたもの。

 なお、ファイル共有ソフトを使った著作権侵害行為については、2011年11月に全国47都道府県の警察が一斉取締りを行ない、全国で76カ所を捜索。合計30人が逮捕された。



(2012年 1月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]