ドコモ、新放送「NOTTV」対応端末2機種を発表

-AQUOS PHONEとXi対応7型MEDIAS TAB


上がAQUOS PHONE SH-06D、下がタブレットの「MEDIAS TAB N-06D」

 NTTドコモは、V-Highマルチメディア放送の「モバキャス」に対応した端末2機種を3月から順次発売する。「AQUOS PHONE SH-06D」が3月発売、タブレットの「MEDIAS TAB N-06D」が4月に発売予定。4月1日から放送が開始される「NOTTV」(ノッティーヴィー)が受信できる。

 「NOTTV」は月額420円の有料放送で、3チャンネルのリアルタイム視聴と、蓄積型放送(シフトタイム視聴/デジタルコンテンツ)が楽しめるもの。放送と通信を連携させた双方向番組や、リアルタイム視聴とソーシャルメディアを組み合わせた番組など、従来の放送とは違ったサービスを実施する予定。初回契約後30日間の無料視聴キャンペーンなども実施する。詳細は別記事でレポートする。



■AQUOS PHONE SH-06D

AQUOS PHONE SH-06D
スタンドに乗せたところ

 4.5型、720×1,280ドットのNewモバイルASV液晶を採用したスマートフォン。SH-01Dがベースになっている。モバキャスの連続視聴時間は約190分。アンテナ内蔵の卓上ホルダを同梱しており、NOTTVを横向きのフル画面で表示する事も可能。液晶は裸眼3D表示に対応しており、NOTTVの3D対応番組も楽しめるという。カラーはMagenta Red、Blue Black、White。

 CPUにOMAP4460 1.2GHzのデュアルコアタイプを採用。高画質動画の再生や、スピーディーな操作感などを実現したという。さらに、防水仕様となっており、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信にも対応する。

 外向きに800万画素、内向きにも32万画素のデジカメも搭載。microSD/SDHCカードスロットを備え、32GBまでのカードが利用可能。3Gの連続待受時間は約420時間(静止時)。3Gの連続通話時間は約300分。外形寸法は約128×66×11.8mm(縦×横×厚さ)、重量は約145g。


カラーはMagenta Red、Blue Black、WhiteNOTTVの画面NOTTVのユーザーインターフェイス説明



■MEDIAS TAB N-06D

MEDIAS TAB N-06Dをスタンドに乗せたところ

 7型、1,280×800ドットの液晶ディスプレイを備えたタブレット。CPUはAPQ8060の1.2GHzでデュアルコアタイプ。カラーはSilverのみ。「WXGAディスプレイの高精細液晶で、NOTTVやPCサイトが見やすい」という。モバキャスの連続視聴時間は約320分。

 通信機能として3G/GSMに対応するほか、高速通信サービス「Xi」もサポート。Xi利用時の連続待受時間は約470時間、3Gでの連続通話時間は約470分。

 防水仕様で、ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイにも対応。音声通話機能も備えている。また、ステレオスピーカーも内蔵し、音響技術「Audyssey」と、「SRSサラウンド」も搭載。

 外部メモリとしてmicroSD/SDHCカードスロットを備え、32GBまでのカードが利用可能。外形寸法は約120×200×99mm(縦×横×厚さ)、重量は約350。


NOTTVを表示したところNOTTVの画面
NOTTVとSNSの連携も可能放送以外のコンテンツも提供される

(2012年 2月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]