クリエイティブ、PC用5.1ch/2.1chスピーカー

直販7,980円と3,980円。有線リモコン付き


5.1chタイプ「T6300」

 クリエイティブは、PC用スピーカーInspireシリーズの5.1chタイプ「T6300」と、2.1chの「T3300」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライス。直販価格は、「T6300」が7,980円、「T3300」が3,980円。

 小型のフロントスピーカー×2基と、サテライトスピーカー×3基、サブウーファ1基で構成するのが「T6300」。「T3300」は、一回り小さなサブウーファと、T6300のフロントスピーカーと同じサイズのスピーカーが2ch付属するモデル。主な仕様は共通だが、出力などが異なる。

 両モデルのフロント/サテライトスピーカーには、新機構「Creative Dual Slot Enclosure(DSE)」を採用。小型エンクロージャの中に2つのスロットを設けて、長さと幅を兼ね備えたポートチューブを実装したもので、小型スピーカーながら中低音をパワフルに再生できるという。


2.1chタイプ「T3300」

 バッフルには、「Creative Image Focusing Plate(IFP)」の進化版を採用。ドライバ周囲のフレアを改善する事で、広範囲なスイートスポットを実現。聴取範囲への音響指向性と音像形成力を高め、音色の精度を維持しながら優れたフォーカスのサウンドを再生できるとしている。

 サブウーファはダウンファイアリング方式。開口部をフレア状に加工して乱気流の発生を抑えるバスレフポートを装備。

 有線接続のリモコンを同梱しており、手元で電源操作、ボリュームコントロールが可能。

 出力は、T6300が7W×5ch、22W×1ch。T3300は5.5W×2ch、16W×1ch。T6300のサブウーファには、5.1chのライン入力ケーブル(端子はステレオミニ入力×3)を備えている。サテライトスピーカーは、サブウーファに接続。サブウーファの背面にピンジャック×5を搭載している。再生周波数帯域は50Hz~20kHz。

 T3300は、ステレオライン入力ケーブルをリモコンに直結(端子はステレオミニ)。サテライトはサブウーファに接続し、サブウーファの背面にステレオミニのスピーカー端子を備えている。再生周波数帯域は40Hz~20kHz。

 外形寸法と重量は、T6300のフロントスピーカーが約86×93×177mm(幅×奥行き×高さ)、約325g。サテライトが約72×79×147mm(同)で、約265g。サブウーファが約175×263×227mm(同)、約3.3kg。T3300のサテライトは約86×93×177mm(同)、約325g。サブウーファが約160×243×214mm(同)で、約2.6kg。



(2012年 11月 5日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]