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ソニー、音漏れ約80%低減のカナル型イヤフォン
新筐体構造の「MDR-EX110」など。スマホ用も
（2013/6/19 13:18）
ソニーは、音漏れを約80%低減したカナル型(耳栓型)のダイナミック型イヤフォン「MDR-EX110LP/SP」と「MDR-EX15LP」を7月12日に発売する。MDR-EX110はケーブル長1.2m(LP)と0.6m(SP)の2モデルが用意される。価格はMDR-EX110LP/SPが各2,468円、MDR-EX15LPが1,838円。
同シリーズには、スマートフォンユーザー向けにマイク付きリモコンが付属したモデルも用意される。価格は、Androidスマートフォン用「MDR-EX110AP」が3,098円、「MDR-EX15AP」が2,468円。iPhone/iPod/iPad用「MDR-EX110IP」が3,675円。
MDR-EX110/15シリーズ
いずれも9mm径のダイナミック型ドライバを搭載したイヤフォンで、MDR-EX110は磁束を高めた高感度ドライバを採用する。共通の特徴として、イヤフォン本体の通気孔を小さくした筐体構造を新たに採用。中高音の外部への放出を抑え、音漏れを従来モデルから約80%低減させたという。単に通気孔を小さくすると低音が損なわれるデメリットがあるため、通気孔のサイズと、振動板を揺らすための空気の量のバランスを取るためのチューニングを行ない、音質の劣化を抑えたという。
また、表面の細かい溝によりケーブル同士の摩擦を抑え、絡みにくいセレーションコードを採用。アジャスタにより使用状況に合わせてケーブル長を調節可能。プラグはL字型ステレオミニ。
EX110は、前モデルEX100に引き続き、マグネットの大型化により総磁束を50%向上させたダイナミック型の9mm径高感度ドライバユニットを採用。再生周波数帯域は5Hz～24kHz、インピーダンスは16Ω。ケーブルの付け根が耳の形に添いやすく、装着性を高めるイヤーフィットブッシングも搭載する。ケーブル長は1.2m。重量は3g。
カラーはLPがブラック(B)、オレンジ(D)、ライムグリーン(G)、ターコイズブルー(L)、ブルー(LI)、ライトピンク(P)、ピンク(PI)、レッド(R)、バイオレット(V)、ホワイト(W)の10色。SPがホワイト(W)、ターコイズブルー(L)、ブラック(B)の3色。
EX15はEX110とは異なるダイナミック型の9mm径ドライバユニットを搭載。再生周波数帯域は8Hz～22kHz、感度は100dB/mW、インピーダンスは16Ω。ケーブルはY型で長さは1.2m。重量は3g。カラーはブラック(B)、ブルー(LI)、ピンク(PI)、アクアバイオレット(V)、ホワイト(W)の5色。
スマートフォン向けモデル
マイク付きリモコンを備えたスマートフォン向けモデルは、型番末尾がAPのAndroidスマートフォン用と、型番末尾がIPのiPhone/iPod/iPad用をラインナップ。共通の機能として、リモコン部に内蔵されたマイクでのハンズフリー通話や、着信時の通話/終話、音楽・動画の再生/一時停止の操作が可能。カラーはEX110AP/IPがホワイト(W)、レッド(R)、ピンク(PI)、ライトピンク(P)、ライムグリーン(G)、ターコイズブルー(L)、ブルー(LI)、ブラック(B)の8色。EX15APがホワイト(W)、ブルー(LI)、アクアバイオレット(V)、ピンク(PI)、ブラック(B)の5色。
Androidスマートフォン用EX110APとEX15APは、共通機能に加え、Android 4.0以上のXperiaシリーズ用「Smart Key」アプリを使った操作に対応する。「Smart Key」アプリは、リモコンボタンに機能を割り当てられるもので、通話/音楽/保留(Idle)の各状態ごとに1/2/3クリックの動作を設定可能。音楽の場合、1/2/3クリックに、再生/一時停止、次トラック、前トラック、音量増、音量減などの機能を設定できる。「Smart Key」アプリはGoogle Playで無償提供しているが、対応機種はXperiaシリーズのみとしており、Android搭載のウォークマン Z/Fシリーズはサポート外となる。
iPhone/iPod/iPad用EX110IPは、共通機能に加え、ボリューム調整と中央ボタンの連続クリックによる曲送り/曲戻し操作が可能。
