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ソニー、音漏れを低減した約2,000円からのイヤフォン。スマホリモコン付きも
(2015/6/10 13:15)
ソニーは、エントリー向けのカナル型(耳栓型)イヤフォン新モデルを7月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「MDR-EX250」が3,200円前後、「MDR-EX150」が2,000円前後。
それぞれにスマホ用のマイクリモコン付きモデルも用意。店頭予想価格は「MDR-EX250AP」(Android向け)が3,600円前後、「MDR-EX150AP」(Android向け)が2,600円前後、「MDR-EX150IP」(iPhone/iPod/iPad向け)が3,200円前後。
全機種共通の特徴として、音漏れを低減するハウジング構造を従来モデルの「MDR-EX220」や「MDR-EX110LP/SP」などから継承。イヤフォン本体の通気孔を小さくした筐体構造により、音漏れで特に気になる中高音の外部への放出を抑えている。また、ケーブル表面に溝を付けたことで摩擦を低減し、絡みにくくしたセレーションケーブルを採用している。ケーブルはY型で長さは1.2m。ケーブルを除く重量は約3g。ハイブリッドイヤーピースのSS/S/M/Lサイズを同梱する。
ドライバユニットはダイナミック型で、EX150/150AP/150IPは9mm径、EX250/250APは独自開発の12mm径を搭載しているのが大きな違い。カラーバリエーションも各モデルで異なる。
型番の末尾に「AP」が付くAndroid向けのモデルEX150AP/EX250APは、ケーブル部に1ボタンのリモコンとマイクを装備。スマホでの通話や、音楽再生/一時停止が行なえ、iPhone/iPadなどでも通話や音楽再生などに利用できる。さらに、Android専用アプリ「Smart Key」に対応。1クリックで再生/一時停止、2クリックで次のトラックへスキップ、3クリックで前のトラックに戻る、などの操作を、「通話」、「音楽」、「保留」の各シーンに応じて割り当てられる。
末尾にIPが付くiPhone/iPod/iPad向けモデルは、3ボタンとマイクを内蔵。通話や再生/一時停止、曲送り/戻しなどの操作ができる。
独自開発の12mm径ユニット搭載「MDR-EX250」と「MDR-EX250AP」
「MDR-EX250」と「MDR-EX250AP」(Android向け)は、12mm径ドライバユニットを搭載。振動板のエッジ幅を小さくしたことで、16mmドライバと同サイズのドーム面積を確保し、小型ながら高感度と低歪みを実現したという。
EX250のカラーは、ブラック(B)、レッド(R)、ブルー(LI)、ミントブルー(L)、ホワイト(W)の5色。ミントブルーは新色。EX250APのカラーは、ブラック、レッド、ブルー、ホワイトの4色。
9mm径ユニットの「MDR-EX150」と「MDR-EX150AP/IP」
「MDR-EX150」と「MDR-EX150AP」(Android向け)、「MDR-EX150IP」(iPhone/iPod/iPad向け)は、ネオジウムマグネット搭載の高感度9mm径ドライバユニットを搭載。「コンパクトでバランスに優れたサウンド」としている。ケーブルの付け根の部分は、耳に沿いやすく、落ちにくい形状で安定した装着感を実現する「イヤーフィットブッシング」を採用する。
EX150のカラーは10色で、ブラック(B)、レッド(R)、バイオレット(V)、ブルー(LI)、ミントブルー(L)、ライムグリーン(G)、イエロー(Y)、ライトピンク(P)、ピンク(PI)、ホワイト(W)を用意する。ミントブルーとイエローは新色。
EX150AP/IPのカラーは各8色で、ブラック、レッド、ブルー、ミントブルー、ライムグリーン、イエロー、ピンク、ホワイト。