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フォステクス、水洗い可能な防水イヤフォン「TE-02n」

パーツのモジュール化で音質差を解消。実売2,500円

 フォステクスは、IPX5/IPX7相当の防水モデルなどカナル型イヤフォン2機種を10月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「TE-01n」が2,000円前後。防水仕様の「TE-02n」が2,500円前後。

TE-01n
TE-02n

 いずれも9mm径のダイナミックドライバを搭載したカナル型イヤフォン。ドライバユニット/ハウジングをモジュール化することで、「固体や左右での音質差を減らし、バランスのとれたサウンドを実現する」という。

 TE-02nは、IPX5(約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水する条件で、あらゆる方向からの噴流水を受けても動作)や、IPX7(水深1mに30分間沈めても動作)相当の防水仕様となっており、ジョギングなどの汗をかくスポーツや水しぶきのかかるプールサイド、シャワー時などでも使用可能。イヤフォンの水洗いもできるという。インピーダンスは16Ωで、感度は93dB/mW。再生周波数帯域は20Hz~15kHz。最大入力は50mW。

 TE-01nは防水非対応で、インピーダンスは17Ω。感度は110dB/mWで、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。最大入力は20mW。

 ケーブルはいずれもY型で、長さは1.2m。キャリングポーチや4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)が付属する。

パッケージデザインには女性アーティストD[di:](ディー)を起用。左がTE-01n、右がTE-02n

(一條徹)