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ディリゲント、USBで4台まで連携可能なReloop製DJターンテーブル「RP-8000」

RP-8000

 ディリゲントは、独Reloop製のDJ用ターンテーブル「RP-8000」と「RP-7000」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はRP-8000が100,800円前後、RP-7000が71,400円前後。

 いずれもダイレクトドライブのターンテーブルで、デジタルクォーツ制御。ターンテーブルの素材はアルミダイキャストを使用する。

 上位モデル「RP-8000」は、8つのパフォーマンスボタンを備え、MIDI互換のDJソフトウェアと連動する。Serato DJ/Scratch Live、NI Traktor、Scratch Pro2のマッピングファイルは、ディリゲントのWebサイトでダウンロード可能。

 また、RP-8000には4つの組み合わせから選べるMIDIプレイモードを用意。キューポイント制御、ループ・プレイなどを切り替えて利用でき、パフォーマンスボタンへの割り当てが行なえるユーザーモードも搭載する。USB端子を備え、4台までのターンテーブルと接続して、DJソフトウェアとのデッキの割り当ても行なえる。ピッチフェーダーは0.02%単位で液晶ディスプレイに表示できる。

RP-7000

 両機種とも、ブラシレスのDCモーターを搭載し、回転数は33 1/3、45、78回転。2つのスタート/ストップスイッチを備え、可変トルクシステム(1.6~4.5kg/cm)や、スタート/ストップ タイム調整(0.2~6秒)なども搭載する。アンチスケーティング調整付きのS字トーンアームを装備。使用可能なカートリッジの重量は3.5~8.5g(ヘッドシェル含め13~18g)。針圧調整範囲は0~3g。

 いずれもPHONO/ライン兼用(切り替え式)の出力を装備。ワウフラッターは0.01%、SN比は55dB以上。外形寸法は共通で、458×354×144.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は、RP-8000が9.7kg、RP-7000が9.5kg。

RP-8000には8つのパフォーマンスボタンを装備
操作/表示部(RP-8000)
背面の端子部(RP-8000)

(中林暁)