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「VAIO TV with nasne」がnasne録画番組のチャプタスキップに対応

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 ソニーは、SCEのネットワークレコーダ「nasne」の録画番組や放送中番組をパソコン「VAIO」から視聴可能にするWindows用ソフトウェア「VAIO TV with nasne」の最新版Ver.1.3.0.03140を20日より提供開始した。これにより、nasneで録画した番組とnanseからVAIOに転送した番組で、チャプタの表示や操作が可能になる。

 地上/BS/110度CSデジタル放送レコーダ兼NASのnasneは、'13年12月のシステムソフトウェアVer.2.10へのアップデートにより、録画番組へのチャプタ自動付与に対応。これにより、PlayStation 3(PS3)やPlayStation Vita(PS Vita)などのテレビ録画/再生ソフト「torne(トルネ)」からの再生時に、チャプタ情報を使ったスキップなどの操作が可能になった。

 また、スマートフォン/タブレット用のDTCP-IPアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」や「Media Link Player for DTV」などでもnasneで付与したチャプタ情報を使ったチャプタスキップ/バック操作が行なえるようになっている。

 一方、これまでの、VAIO TV with nasneでは、nasneのチャプタ情報が利用できなかった。しかし、今回のアップデートにより、チャプタ情報を使ったスキップ/バックといった操作が可能になる。nasneで録画済みの番組のストリーミング再生のほか、VAIOに転送した録画番組の再生でもチャプタを利用できる。

 なお、チャプタ情報に対応するのは、nasne Ver.2.10以降のバージョンで録画した番組となり、それ以前の録画番組では対応できない。また、VAIOに転送した番組のチャプタ対応も、今回のVer.1.3.0.03140以降のVAIOに転送した番組のみとなる。

 そのほか、nasne登録時や「VAIO TV with nasne」起動時の動作を改善。また、特定の番組のDVD書き出しに失敗することがある問題の改善も図っている。対応VAIOについては、同社ホームページで案内している。

(臼田勤哉)