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バッファローのハイレゾNAS「DELA N1」がUSB DAC対応
「デジタルミュージック・ライブラリー」に進化
(2014/12/3 12:13)
バッファローは2日、ハイレゾオーディオ向けNAS「DELA N1シリーズ」をアップデートし、USB DACの直接接続機能を追加した。これにより、DELA N1の「N1Z(HA-N1ZS10)」と「N1A(HA-N1AH20)」をUSB DACに直接接続し、スマートフォンやタブレットのアプリ操作でNAS内の音楽をUSB DACから出力可能になる。
最新ファームウェアのVer.1.10にDMR(メディア再生機能)を追加。USB DACを接続することで、既存のUPnP/DLNAコントローラアプリでNAS内の楽曲を操作し、ハイレゾを含むPCMやDSD音声ファイルの再生が可能になる。最高384kHz/32bitのPCMと、5.6MHzまでのDSDファイルに対応し、ファイル形式はWAV/AIFF/FLAC/Apple Lossless/DSF/DSDIFFをサポートする。なお、DSDはDSD over PCMとPCM変換に対応している。
対応のUSB DACはUSBオーディオクラス1.0/2.0をサポートした製品で、バッファローでは対応確認済み機器の一覧表を公開しており、マランツ「NA-11S1」、「HD-DAC1」、「NA-14S1」や、パイオニア「SC-LX88」、ラックスマン「DA-06」、デノン「DA-300USB」、「DCD-1500RE」、ティアック「AI-301DA」、「UD-501」、「UD-301」などとしている。
USB DAC対応に合わせ、アプリからの再生指示を受け再生開始するまでのレスポンスや、長い楽曲の頭出しの早さの向上など操作性に配慮。一部の操作アプリがサポートするプレイリストによる連続再生にも対応する。
そのほか、曲名の頭文字で探せるTrack Indexの追加などのナビゲーションツリーの改善や、HFS/HFS+形式の外付けHDD対応なども図っている。
DELA N1シリーズは、バッファローによるオーディオNAS。実売価格はN1Zが約714,000円、N1Aが約156,000円。バッファローでは、今回アップデートにより、DELA N1が「ハイレゾ・オーディオNASから、ハイレゾ対応デジタルミュージック・ライブラリー」に進化するとしている。