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Apple、iPhone好調で過去最高の第2四半期決算。iPadは縮小

 米Appleは27日(現地時間)、2015年度第2四半期(2015年1~3月)の業績を発表した。売上高は580億ドル(前年同期456億ドル)、純利益は136億ドル(同102億ドル)、希薄化後の1株当たり利益は2.33ドル。売上総利益率は、前年同期の39.3%から40.8%に増加した。米国市場以外の売上比率は69%。

 成長を牽引したのは、「iPhoneとMacの売上増と、App Storeの記録的な成績」と説明しており、ティム・クックCEOは、「iPhoneの買い替えサイクルが、以前よりも早まっている」と、過去最高の第2四半期決算の要因についてコメントしている。

 iPhoneの販売台数は6,117万台(前年同期は4,372万台)と好調だが、iPadは1,262万台(同1,635万台)と昨年を大幅に下回った。Macの販売台数は456万台(同414万台)。売上高はiPhoneが403億ドル(前年同期は261億ドル)、iPadが54億ドル(同76億ドル)、Macが562億ドル(同552億ドル)。

 なお、iPodについては2015年に入ってから、単独での販売台数の公表を止め「その他(Other Products)」扱いとなっているが、その他の売上高は約17億ドルとなる。

(臼田勤哉)