ニュース

デジオン、Windows用SeeQVaultプレーヤーを年内発売

サーバーの「DiXiM SeeQVault Server」も

 デジオンは6日、著作権保護技術「SeeQVault」に対応したWindows用のプレーヤーアプリ「DiXiM SeeQVault Play」と、サーバー「DiXiM SeeQVault Server」を開発し、年内にOEM提供とリテール販売を開始すると発表した。7日に幕張メッセで開幕する「CEATEC JAPAN 2015」のNSM Initiativesブースで実働デモを行なう。

DiXiM SeeQVault Play

 いずれも、コンテンツ保護技術「NSM Specification」に準拠し、SeeQVault対応デバイスと連携するアプリケーション。対応OSはWindows 7/8/8.1/10。

 DiXiM SeeQVault Playは、テレビやレコーダ、パソコンなどの録画機器から、SeeQVault対応デバイスに保存した録画番組をパソコン上で再生できるプレーヤーソフト。どのメーカーのSeeQVault対応テレビ/レコーダの番組でも、再生可能という。

 また、SeeQValut対応デバイスであれば、SDカードやHDDなどの違いを意識せずに番組視聴を楽しめるとしている。

DiXiM SeeQVault Playの再生画面
デバイス一覧

 DiXiM SeeQVault Serverは、DTCP-IPムーブ機能を備えたテレビやレコーダ、NASなどの機器から、デジタル放送番組をDTCP-IPムーブ受信し、SeeQVault対応デバイスに持ち出せるサーバーソフト。

DiXiM SeeQVault Server
ダビング先を選択

 SeeQVaultデバイス内のデジタル放送番組を、DTCP-IP技術を用いてホームネットワーク内でストリーミング配信やムーブアウトできる。コンテンツの削除やメタデータ編集、他のSeeQVault対応デバイスへの移動にも対応する。

 デジオンでは、2製品を同時にリリースすることで、録画番組の持ち出し、ネットワーク配信、再生まで、シームレスに体験できる環境を提供するとしている。

(臼田勤哉)