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レコチョク、ARで動画や音楽も贈れるグリーティングカード「Magic Message」

 レコチョクは、スマートフォンにかざして動画や音楽も楽しめるAR機能付きのグリーティングカード「Magic Message」を11月26日に発売した。価格は600円。青山学院購買会(青山キャンパス1号館 1階)と、渋谷ロフトでの限定販売となる。贈る側と受け取り側のどちらもスマートフォンと専用アプリ「レコチョクAR」が必要で、対応OSは、iOS 7以上(iPhone 4S以上)と、Android 4.0以上。

「Magic Message」にスマートフォンをかざしたところ

 誕生日などに送る紙のカードに、受け取った人がスマホをかざすと、画面上で動画や写真も楽しめるAR機能を採用したグリーティングカード。贈る側が選んだ音楽も最大45秒間再生される。渋谷に本社を置くレコチョクが「音楽の街と称される渋谷から、 新たな音楽体験を発信する」というコンセプトで、大学生と協力して作った。

 贈る側は、あらかじめ撮影した動画や写真をレコチョクARアプリで選択。メッセージと合わせて贈れる楽曲は、 「Butterfly」(木村カエラ)、 「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」(アンジェラ・アキ)、 「Happy Days」(大塚愛) など26曲から1曲を選ぶ。結婚式の招待や、卒業祝い、クリスマスなどのシーンに合わせて、贈り手が試聴して選曲可能。

贈る側と受け取る側のどちらも「レコチョクAR」アプリを使用する

 Magic Messageの開発は、社内研究機関の「レコチョク・ラボ」が中心となって行ない、青山学院大学・社学連携研究センター(SACRE)の呼びかけに集まった学生も協力している。ARエンジンやアプリの開発などは、サイバネットシステムが協力した。

(中林暁)