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スマホ内の写真や動画をPCで管理/閲覧、ゲームキャプチャもできる東芝PC春モデル

 東芝は、パソコンの2016年春モデルとして、スマートフォン内の静止画や動画をPCから再生したり、動画編集ソフトを同梱したノートPC「dynabook T」シリーズ4機種11モデル、デスクトップPC「dynabook D」シリーズ3機種3モデル、計7機種14モデルを1月22日から順次発売する。各モデルの詳細は僚誌PC Watchを参照のこと。

パソコンの2016年春モデル

 春モデルの特徴は、スマホとの連携を強化した事。連携用アプリ「sMedio TrueLink+ Phone」を使い、PCとスマホをワイヤレスで接続、PCからスマホ内の静止画や動画にアクセスできるほか、電話帳の編集、PCの画面上に着信の表示、PCからのSMSメッセージ送受信も可能。

 スマートフォンの電話帳に通話アプリ「Skype」のIDを登録する事で、ワンクリックでSkypeから直接固定電話や携帯電話に通話できるサービス「Skypeout」も利用できる。

 CyberLinkの写真編集アプリ「PhotoDirector 7 for TOSHIBA」や、動画編集アプリ「CyberLink PowerDirector 14 for TOSHIBA」も付属。動画編集ではテンプレートの中にビデオや写真をはめ込むだけで、本格的なムービー制作ができるほか、ビデオカメラやスマートフォンで撮影された2本の動画を簡単に1本のビデオに編集できる。

 また、「ScreenRecorder for TOSHIBA」を使えば、PCでプレイしているゲーム画面など、デスクトップ上の表示を録画する事もできる。

 ノートPCの15.6型ディスプレイモデル「dynabook T75/U」(1月22日発売/実売21万円前後)、「T55/U」(同17万円前後)と17.3型「T67/U」(同20万円前後)は、第6世代のintel Core Mプロセッサを搭載。「dynabook T67/U」では、光学ドライブが、従来モデルのDVDスーパーマルチからBlu-rayドライブへと変更されている。

dynabook T75/U

 21.5型ディスプレイのデスクトップモデル「dynabook D」は、新たにコンテンツ保護技術の「SeeQVault」に対応。SeeQVault対応のBDレコーダ「レグザブルーレイ」や「レグザサーバー」で録画したハイビジョン映像を、SeeQVault対応microSDメモリカードにダビング、対応するスマートフォンなどで読み込ませ、再生できる。

 「dynabook D71/U、D51/U」に搭載した「Station TV X for TOSHIBA」では、PCに録画したテレビ番組を、SeeQVault対応のmicroSDメモリカードや外付けHDDへダビングすることもできる。D71/U(1月29日発売/実売23万円台後半)、D51/U(同17万円台後半)は、3波対応ダブルチューナを備えている。

dynabook D71/U

(山崎健太郎)