ポータブルオーディオ百景

スマホではありえない音質、オンキヨー「GRANBEAT」とShure「SE535」をバランス接続

 ポータブルオーディオ百景とは?

 ポータブルでも趣味のオーディオ。「高音質にこだわりたい」、「コストパフォーマンスの追求」、「カッコイイヘッドフォンで注目を集めたい」など、こだわり方は人それぞれ。そんな皆のポータブルオーディオ環境を募集、紹介していきます。

オンキヨー「GRANBEAT DP-CMX1」とShureの「SE535」。ケーブルは2.5mm 4極のNOBUNAGA Labs「BL-AKX1」
  • 【投稿者】あすけさん
  • 【現在愛用しているヘッドフォン/イヤフォン】
     Shure「SE535」+バランスリケーブル NOBUNAGA Labs「BL-AKX1」(2.5mm 4極)
  • 【愛用プレーヤー】
     オンキヨー スマートフォン「GRANBEAT DP-CMX1」
  • 【選んだ理由。気に入っている点、よく聴く音楽】

     以前はウォークマン「NW-F886」にiFI-Audioの「nano iDSD」を組み合わせて使っていましたが、デジタル出力だと電池持ちが非常に悪い上に、ケーブルの取り回しと扱いが大変で、外出時はスマホ(Xperia Z3)+イヤフォンで済ませてしまう事もよくありました。

     ウォークマン「A30」シリーズや、Astell&Kern「AK70」への買い替えも検討したのですが、Android搭載機のメリット(moraからの直接購入やTwitterへの投稿、緊急時のネット閲覧など)が捨てがたく、悩んでいた時に出てきたのが「GRANBEAT」でした。

     ちょうど、スマホも買い替える時期にきていたので、スマホもDAP(デジタルオーディオプレーヤー)も全部まとめてしまおう(笑)ということで「GRANBEAT」を導入しました。

     スマホとしてはありえない音質で、「nano iDSD」の代わりは十分に果たしてくれていますが、特筆すべきはやはり、バランス接続です。

     イヤフォンは、ダイナミック型でありがちな主張の激しい低音が苦手である為、「SE535」を愛用しています。解像感は高いものの、音場は狭く、特徴の無い音が淡々と出てくる機器でしたが、リケーブルしてバランス接続にすると、あら不思議。音場が一段広がり、ややこもりがちだった音が一気にクリアになりました。

     「BL-AKX1」は高いケーブルではありませんが、本当に驚きましたので、リケーブルでバランス接続を試せる人にはオススメです。

     アニソンを聴く事が多いですが、たまに聴くクラシックや、映像コンテンツなどでもバランス接続の威力は味わえます。

     15万円近い組み合わせがオーディオファンじゃない人に薦められるかはさておき、ここから上を目指すとすると、イヤフォン/プレーヤーどちらも単体で10万円をあっさり超える世界になるので、お金を出せる範囲では完成形だと思っています。

     スマホとしては重量級で、ストラップでぶらさげると首が痛くなり、NFCや防塵・防水といったスマホとしての便利要素は捨て去る事になりますが、DAPとスマホをまとめたい人は一見の価値ありです。

【あなたのポータブルオーディオ環境、見せてください】

 下記のメールアドレス宛に、件名を「ポータブルオーディオ百景」として、以下の情報と写真をお送りください。なお、Webで公開可能な写真に限ります。

  • 投稿者名(ニックネーム可): (例:AV Watch太郎)
     (記事で公開可能なTwitter ID、ブログなどがあれば記載してください)
  • 現在愛用しているヘッドフォン/イヤフォン
     (複数お持ちの場合は特にお気に入りの1機種に厳選してください)
  • 愛用プレーヤー
     (ハイレゾプレーヤー/スマホ/スマホ+ポータブルアンプ他)
  • 選んだ理由。気に入っている点、よく聴く音楽
     (気になっている製品などを書いていただいても構いません)
  • 機器の写真
     (1~3枚、サイズは横1,280ドット程度、Web掲載可能なもの)

◎電子メール宛先:av-watch@impress.co.jp

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AV Watch編集部