三菱電機のブースでは、3管式プロジェクタ「LVP-2001」を使ったシアターブースをメインに展示。来場者の注目を集めていた。 そのシアターブースの回りには、65型DLPリアプロジェクションTV「65-DL1」や、ファロージャ製ビデオ回路DCDi搭載プログレッシブDVDプレーヤー「DJ-P500」などがデモされていた。 また、参考出展品として、業務用を家庭向けにリファインした液晶プロジェクタを展示。解像度はSVGA(800×600ドット)で、輝度1,000ANSIルーメン、コントラスト比600:1。デモ機の端子部はまだ業務機のままだが、RGB/コンポーネント兼用端子のほかに、D4端子も備えるという。発売は2002年1月で、標準価格で40万円程度を想定していると話していた。
■ 「SoundSpace」追加ユニットを展示したナカミチ
ナカミチは、同社の「SoundSpace 8」を設置したメインルームと同じソースを、別部屋でもリスニングできる追加ユニット「MZ-8」を参考出展。 同ユニットは、「SoundSpace 8」と全く同じスピーカーとコントローラーシステム。CDプレーヤーなどの再生機能は無く、本体との接続はワイヤードになる。発売日、価格などは未定としていたが、「定価15万円のSoundSpace 8の半額より少し下のあたりで発売したい」と話していた。 また、11月に発売される「SoundSpace 2」のカラーバリエーション6色や、11月発売予定で予価3万円の「SoundSpace 5」用サブウーファなどを出展。 その他にもナカミチブランドのPDP、液晶ディスプレイも展示されていたが、「オーディオエキスポに展示するのが目的で、OEM品。商品化するかどうかはわからない」という。
■ テクニクスブランドを前面に打ち出す松下
松下電機のオーディオブランド、テクニクスは、ピュアアンプの3000系列(Gシリーズ)と1010系列の新製品を参考出品した。早ければ年末頃の発売を見込んでいる。 プリアンプの「SU-C3000」、メインアンプの「SE-A3000」ともにVer.3.0となり、DVDオーディオなどの新世代フォーマットの普及を見据えた改良を行なっている。標準価格は据え置きで「SU-C3000」が35万円、「SE-A3000」が30万円になると見られる。 また、下位機種の「SU-C1010」や「SE-A1010」もVer.3.0モデルが参考出品された。こちらも価格は現行機種と同じで、それぞれ85,000円、80,000円を予定している。 このほか、100kHz再生が可能なフラッグシップスピーカー「SB-M1000」の展示や、参考展示を使ってのDVDオーディオ視聴会を開くなど、積極的に新フォーマットへの対応ぶりを紹介した。テクニクスブランドの健在振りをアピールした。
■ オーディオテクニカ、FPS オーディオテクニカブースでは、40周年記念モデルとなる10万円のヘッドフォン「ATH-W2002」と、ヘッドフォンアンプ「AT-HA2002」をメインに展示。
実際に、試聴する来場者も多かった。
その他にも、平面スピーカーのユニット部や、アウトドア用として、バックパックや、ヘルメットに内蔵したスピーカーシステムなども参考展示していた。
□オーディオエキスポのホームページ (2001年10月9日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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