駆動効率を見直し、発光効率を向上させたという新モジュールを採用。明所コントラスト100:1(150ルクス時)を実現している。また、42型のPX-42VM3は、ピーク輝度400cd/m2ながら、消費電力を従来から約3割減となる280Wに低減した。これにより、ファンレス化に成功したという。50型のPX-50XM2も従来比2割減の480Wとなっている。 PX-42VM3の解像度は853×480ドット。PX-50XM3は1,365×768ドットで、7月発売の61型「PX-61XM1」と同じ解像度となる。また、従来よりもサンプリングエリアを拡大して処理する新スキャンコンバータを採用、これにより1,280×1,024ドットや1,600×1,200ドットといった解像度でも、データや細かい文字がクリアに表示できるとしている。 同社の他モデル同様、「Accucrimson(アキュクリムゾン)」をパネル前面に設置。これは、パネルの赤色蛍光体に含まれる橙色の光を吸収するというもので、赤色を正確に表現するという。このため、「色再現の難しい肌色もより自然な発色で映し出せる」としている。 PX-42VM3には、DVI-D×1系統、アナログRGB×1系統(ミニD-Sub15ピン)、アナログRGB/コンポーネント×1系統(5BNC)、コンポジット×1系統(RCA)、S2映像×1系統(ミニDin)、コンポーネント×1系統(RCA)の映像入力端子を搭載。 コンポーネント入力は、480i/480p/525i/525p/625i/652p/720p/1035i/1080iの各信号に対応する。PX-50XM2は、BNCのコンポジットも1系統搭載する。 両モデルともタイマーで作動し、映像を表示しながら機能するスクリーンセイバー「スクリーンワイパ」を新たに搭載。そのほか、900%までの「デジタルズーム機能」、「色温度設定」、「3次元動き対応走査補間(2-3プルダウン対応)」などを備えている。またPX-50XM2のみ、2画面横並びや子画面表示が可能な「ダブルピクチャー機能」を使用できる。
【主な仕様】
□NECのホームページ (2001年12月17日) [orimoto@impress.co.jp] |
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