NV-HVH1は、アナログBSチューナ付きのHDD一体型VHSデッキ。HDD容量は40GBで、HDDからVHS、VHSからHDDへの「ワンタッチ録画」が行なえる。 最大の特徴は、内蔵のBSアナログ、地上波アナログチューナからの信号を、HDDとVHSへ同時に録画する「2チャンネル同時録画」に対応すること。ただし、同一チューナからの同時録画には対応していない。 さらにi.LINK端子を搭載し、BSデジタルチューナと接続することで、BSデジタル放送の映像・音声信号(MPEG2-TS、MPEG-1レイヤー2)をHDDにストリーム記録できるようになる。 なお、録画したMPEG2-TSの映像・音声を本体だけで再生することはできず、BSデジタルチューナが必要になる。また、i.LINKからの映像はHDDにのみ記録可能。
i.LINKを経由する場合は、録画モードとして「HD」と「SD」を選択できる。記録ビットレートは、HDが約24Mbps、SDが約12Mbps。 一方、地上波チューナ、BSアナログ、外部入力の記録モードは、同社のDVDレコーダなどと同じXP/SP/LP/EPとなる。なお、XPのみCBRで、SP以下はVBRでの記録となる。 HDD部への録画時には、録画と平行して録画済み部分の再生を行なう「追っかけ再生」が可能。 また、録画を続行しつつ、再生画面を一時停止できる「タイムキープ」機能も利用できる。これは、席を離れるときに「タイムキープ」ボタンを押せば、再び「タイムキープ」ボタンを押すまでその場面をキープしてくれるという機能で、録画はバックグラウンドで進行する。 そのほか、録画した番組を家族それぞれの4つのフォルダに分けて管理・保存する「お気に入りフォルダー」や、再生中の番組に対し、次の放送の予約設定をボタン1つで実行する「お気に入り予約」ボタンも搭載している。毎週予約している番組を自動的に上書き録画する「オートリニューアル」機能も利用できる。 VHS部は、120分テープに10時間の録画が可能な「5倍モード」に対応。120分テープの巻き戻しを約36秒で完了する600倍の高速リターンや、ボタン1つで一括消去する「テープリフレッシュ」機能も備えている。
Gコードでの予約録画をサポートするが、EPGは非対応。i.LINK以外の入出力は、コンポジット入出力とアナログ音声入出力を備える。外形寸法および重量は、約430×345×89mm(幅×奥行き×高さ)、約5.5kg。
□松下電器のホームページ (2002年4月15日) [orimoto@impress.co.jp] |
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