ソニー、108MHz/12bit DAC搭載のプログレッシブDVDプレーヤー
―実売3万円前後、DVD-RWのVRモードも再生可能


6月21日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、108MHz/12bit DACや斜め線補正処理機能を搭載したプログレッシブDVDプレーヤー「DVP-NS715P」を6月21日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後になる見込み。

 「DVP-NS715P」は、ビデオDACに12bit 108MHzノイズ・シェイプド・ビデオD/Aコンバータを採用し、D/A変換時に輝度信号4倍/色信号8倍のオーバーサンプリングを行なう。また、「NSV(ノイズ・シェーピング・ビデオ)」技術により、ビデオノイズ成分を不要帯域に追いやるとともに、フィルタによって効果的にノイズを除去するという。同社では「大画面のテレビに高画質で鮮明な映像を再現できる」としている。

 プログレッシブ変換には、同社独自の「バイ・ピクセル・アクティブIP変換」を使用。フィルム素材とビデオ素材を画素データから判別し、2つの素材が混在しているソフトでも、素材の変わり目で処理を高速で切り換える。さらに、「斜め線補正処理機能」を新たに追加し、ビデオ素材で見られる斜め線のジャギーも低減できるとしている。

 再生できるディスクは、DVDビデオ、DVD-RW、DVD-R、音楽CD、CD-R/RW。さらに、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生もサポートする。アルバム名(フォルダ名)選択画面と、トラック名(ファイル名)選択画面を別画面で表示する「MP3ブラウザ」も用意されている。なおDVD-RWは、ビデオモードとVRモードの両方に対応する。

 そのほかも、再生途中で停止したポイントを本体側でディスク40枚分記憶できる「つづき再生機能」や、4モードから選択可能な「テレビバーチャルサラウンド」、ボタン1つで画質調整ができる「お好み画質モード」などの機能も装備している。

 映像出力はコンポジット2系統、S映像2系統、コンポーネント(RCA)1系統、D2端子1系統を備える。音声出力は、アナログ2chを2系統、同軸デジタル、光デジタルを各1系統搭載。外形寸法は、430×255×74mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.4kg。

□ソニーマーケティングのホームページ(Sony Drive)
http://www.sony.co.jp/sd/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200204/02-0416/
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(2002年4月16日)

[yamaza-k@impress.co.jp]

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