発売時期は、17型ワイドの「LT17N13W」と15型ワイドの「LT15N13W」が6月1日、40型ワイドの「LT40A13W」と29型ワイドの「LT29A13W」と5型4:3の「LT15S13C」が6月末日。22型ワイドの「LT22A13W」のみ、8月の発売を予定している。
■ 計6種類の液晶テレビを発表 全機種ともD4端子を搭載し、ハイビジョンの表示に対応。スピーカーは、LT40A13WとLT29A13Wのみ取り外しが可能で、それ以外はスピーカー内蔵タイプ。チューナはCATV対応の地上波チューナを搭載し、BSアナログは搭載していない。また、全モデルにPC入力を備えている。 画面を分割できる「ダブルスクリーン機能」や、画面をストップさせる「画面静止機能」、異なるソースを子画面に表示する「PIP(Picture In Picture)」機能などを搭載。2chでサラウンド感を得られるという「バーチャルドルビーサラウンド」機能も搭載している。
LT40A13Wは、解像度1,280×768ドットの40型ワイドテレビ。液晶テレビとしては世界最大級としている。D4入力を2系統搭載し、DVI-I入力も1系統備えている。スピーカーは取り外し式で、別売りの壁掛けマウントも使用可能。なお、このモデルのみ地上波チューナを2系統搭載している。 D4以外の映像入力は、S映像、コンポジットを各1系統装備している。本体のみの外形寸法は、1,006×58×713mm(幅×奥行き×高さ)、重量は21.5kg。 29型ワイドのLT29A13Wは、解像度1,280×768ドットのパネルを採用。LT40A13Wをそのまま小さくしたデザインで、スピーカーは取り外し式。D4入力も同じく2系統を搭載する。PC入力はDVI-Iを1系統装備。本体のみの外形寸法は、760×49×506mm(幅×奥行き×高さ)、重量は11.2kg。 LT22A13Wは、解像度1,280×720ドットの22型ワイド液晶テレビ。スピーカーはパネル下に埋め込まれている。D4入力は1系統になるが、代わりにコンポーネント(RCA)端子を1系統装備する。PC入力はアナログRGB(D-sub15ピン)1系統。本体のみの外形寸法および重量は、600×67×444mm(幅×奥行き×高さ)、6.2kg。 17型ワイドのLT17N13Wは、解像度1,280×768ドット、D4入力1系統、コンポーネント入力1系統のミドルモデル。PC入力はアナログRGB(D-sub15ピン)で、スピーカーはパネル横に装備されている。本体のみの外形寸法は、536×57×306mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.2kg。
一方、15型4:3のLT15S13Cは、厚さ26mmという世界最薄の液晶テレビ。解像度は1,024×768ドットとなっている。コンポーネント入力端子は省略されるが、D4入力は装備。PC入力にはアナログRGB(D-sub15ピン)を搭載している。本体幅は346mm、高さは350mm。重量は2.7kgとなっている。
■ 世界最大の63型プラズマテレビも参考出品
展示された60型ワイドは、1,366×768ドットの自社開発パネルを搭載した製品。輝度450cd/m2、コントラスト比600:1、視野角160度(上下左右)というスペック。1080i、720p、480p、480iの入力に対応している。 入力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、D-sub15ピン。外形寸法および重量は、1,566×89×912.5mm(幅×奥行き×高さ)、70kgとなっている。 50型ワイドは、1,366×768ドットの解像度に対応し、輝度550cd/m2、コントラスト比600:1、視野角160度のパネルを搭載。こちらもコンポーネント端子を搭載しており、1080iや720pを入力できる。PC入力はD-sub15ピンを搭載。ファンレス冷却システムを採用している。外形寸法は1,208.5×89×724mm(幅×奥行き×高さ)、重量は42kg。
42型ワイドも自社開発パネルを搭載。解像度は852×480ドットで、輝度600cd/m2、コントラスト比700:1。視野角は上下左右とも160度となっている。コンポーネント端子を搭載し、1080i、720p、480p、480iの表示に対応。PC入力用として、D-sub15ピンも備えている。50型ワイドと同じく、ファンレス設計。外形寸法および重量は、1,039×89×635mm(幅×奥行き×高さ)、32kg。
■ 世界最大の10型ワイド液晶を搭載するポータブルDVDプレーヤーなど また、今夏投入されるDVDプレーヤーも参考出品された。そのうち、ポータブルDVDプレーヤーの「DVD-L100J」は、ポータブル最大クラスの10型ワイド液晶ディスプレイを備えたモデルで、CD-R/RWやMP3ファイルの再生にも対応している。最大の特徴は本体横にメモリースティックスロットを装備していること。メモリースティックに記録したMP3ファイルやJPEGファイルの再生ができるという。MGメモリースティックではなく、ATRAC3の再生に対応していないことが興味深い。 国内発売は夏頃を予定し、価格は未定。出力端子として、S映像/コンポジット入出力端子や、光デジタル音声出力、ヘッドフォン出力を装備している。ヘッドフォン端子は2系統を搭載。バッテリを含む重量は1.2kgとなっている。
据え置き型のDVD-P428Jは、D2出力端子を搭載したプログレッシブDVDプレーヤー。MP3再生にも対応している。96kHz/24bitのオーディオDACを搭載し、バーチャル3Dサラウンド機能も装備する。6月末ぐらいの発売を予定し、店頭予想価格は2万円台前半になる見込み。 SV-DVD6JとSV-DVD3JGは、DVDとVTRの一体型デッキ。DVD6Jは、この分野では珍しくプログレッシブ出力が可能な上位モデルで、DVD3Jは従来機にGコード予約機能とCD-R/RW再生機能を付加したモデル。発売時期はDVD6Jが7月、DVD3Jが6月末頃になる予定。
また、「2年前の液晶モニタの発表会以来、現時点で液晶分野で成功したと自負している。今回は世界に誇るLDCを用意した」と、自信のほどをうかがわせる場面もあった。 発表会では、実売価格が100万円弱になることについて、「プラズマテレビに優位を与えるのでは?」という質問が出た。しかし、同社では「画質などでメリットがあるので大丈夫だ」としている。
なお、同社では40型ワイドの次に50型の市場投入を目指していることも明らかにされた。「実現はそれほど難しくないが、市場を見ながら徐々に事業を進めていきたい」としている。
□日本サムスンのホームページ (2002年5月23日) [orimoto@impress.co.jp] |
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