アドテック、チタンコーティングのMPIO1周年記念モデル ―充電池と充電器、ゼンハイザー製ヘッドフォンが付属

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　株式会社アドテックは、WMA/MP3の再生に対応したシリコンオーディオプレーヤー「MPIO」シリーズのアニバーサリーモデル「AD-DMG128Plus」を6月28日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は29,800円程度の見込み。

　AD-DMG128Plusは、同社が2001年5月に「AD-DMG64」でシリコンオーディオ市場に参入してから、1周年を記念したアニバーサリーモデル。従来モデル「AD-DMG128」との最大の相違点は、正面カバーをチタンコーティングの鏡面シルバーにしたこと。また、本体色にはホワイトパールマイカを採用している。なお、AD-DMG128も並売され、店頭での価格は若干安くなる見込み。

　また、付属のヘッドフォンも、独ゼンハイザー製に変更されている。さらに、DMGシリーズとしては初めて、単3アルカリ電池に加え、充電池を正式サポート。ニッケル水素単3充電池1本と、1本用充電器も付属する。連続再生時間は、アルカリ電池使用時は従来どおり18時間、付属のニッケル水素充電池では約11時間となっている。

　機能面では、内蔵メモリに1階層までのフォルダが作成でき、アーティストやアルバムごとなど、任意にファイルを管理することができるようになった。また、付属の転送ソフト「MPIO Manager」により、音楽データ以外にもファイルを転送する「データストレージ機能」が追加された。なお、データストレージ機能は、発売時にはWindowsのみの対応だが、Macintoshにも対応予定。また、Macintosh用に「iTunes2プラグイン」も添付される。

　それ以外の仕様は従来モデルから変更されておらず、128MBメモリを内蔵し、スマートメディアスロットも搭載。液晶パネルは、バックライト付きの128×48ドットFSTN型3ラインで、ID3タグやファイル名を、ひらがな、カタカナ、漢字で表示することができる。また、本体にモノラルマイクを内蔵しており、ボイスレコーダとして最大約9時間の録音が可能。外形寸法は67.7×18.5×67.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量約は64g(本体のみ)。

　なお、従来機種についてもファームウェア、専用アプリケーションのアップデートが予定されており、ほぼ同機能が実現される見込み。

□アドテックのホームページ
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□製品情報
http://www.adtec.co.jp/mpio/ad-dmgplus.html
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(2002年6月4日)

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