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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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東芝のブースでは、NECのPC用AOD(Advanced Optical Disc)ドライブが展示された。AODは、NECと東芝がDVDフォーラムに共同提案中の青色レーザーを使った次世代光ディスク。東芝は再生専用機を昨年のCEATECで初出展、今回の同社ブースでも展示しているが、NECが今回出展したのは記録型で、PC用のドライブとなっている。
DVDフォーラムに提案された規格案では、再生専用ディスクと書換型ディスクの2種類が用意されている。いずれも現行DVDと同じ0.6mm厚のディスクを貼り合わせた構造となっており、容量は、再生専用ディスクが片面1層15GB、片面2層30GB。書換型ディスクが片面1層20GB/2層40GB。 今回、5インチベイに収まるサイズに小型化したドライブを展示するともに、PCに組み込んで実働デモを行なっている。デモ内容は、書換え型メディアにビットレート16MbpsのMPEG-2 TSデータを書き込んで、そのメディアを再生するというもの。規格案には不確定要素も多いが、年内には策定が終わる見込み。NECでは、「2003年中に技術開発を終了し、2004年には発売する予定」という。 同社によれば、民生レコーダなどのAV/家電向けよりは、自社で強い市場競争力を持つPC向けに展開していきたいとしている。 そのNECのドライブの横には、東芝のPC用ドライブも展示されている。こちらはモックアップだったが、NECと同様に2004年の発売を目指すとのこと。
一方のBlu-ray Disc陣営は、デジタルテレビチューナモデルを公開しているSamsungのほかは新味に欠け、「CEATECの時と同じ」というメーカーが多かった。
□2003 International CESのホームページ(英文) (2003年1月12日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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