マランツ、THX Ultra 2対応AVアンプのフラッグシップモデル

4月上旬発売 標準価格：28万円 連絡先：お客様ご相談センター 　　　　　Tel.03-3719-3481

　日本マランツ株式会社は、AVアンプのフラッグシップモデル「PS9200 ver.2」を4月上旬より発売する。価格は28万円。

　2001年11月に発売された「PS9200」のバージョンアップ版と位置づけられており、新たにTHX Ultra 2の認定を取得したほか、DTS96/24、ドルビーデジタルEXなどのサラウンドフォーマットに対応した。また、サークルサラウンドも6.1ch対応のサークルサラウンドIIにバージョンアップされている。基本設計は「PS9200」を継承しながら、部品の改良などにより音質も向上しているという。

　全7チャンネル210W(最大)/160W(定格)出力のディスクリート構成電流帰還型パワーアンプを搭載。DACはシーラスロジックの「CS4396」を採用している。

　「DTS-ES ディスクリート 6.1/マトリックス 6.1」、「MPEG-2 AAC」、「ドルビープロロジック II」や「Neo:6」などのデコードに対応。HDCDデコーダも搭載している。「ビデオオフモード」や、スピーカーのディレイタイム設定に誤りがあると、他のスピーカー距離を自動補正する「オートアジャスト機能」などを搭載している。

　RS-232C端子も備えており、アップグレードや、ホームネットワークへの接続も可能。学習機能を搭載したタッチパネル式液晶リモコンも付属する。

【主な仕様】

定格出力	160W×7
実用最大出力	210W×7
映像入力端子	コンポジット	背面×6/前面×1
	S端子	背面×6/前面×1
	コンポーネント	2
	D端子	2
映像出力端子	コンポジット	2
	S端子	2
モニター出力	コンポジット	2
	S端子	2
	コンポーネント	1
	D端子	1
音声入力端子	アナログ	RCAステレオ　背面×10/前面×1
		マルチチャンネル×1(8ch)
		プリアウト×1(7.1ch)
		メインイン×1(7ch)
	デジタル	光　背面×4/前面×1
		同軸×5
音声出力端子	アナログ	RCAステレオ×4
	デジタル	光/同軸×各1
マルチルーム出力	映像	1(コンポジット)
	オーディオ	1(アナログステレオ)
	スピーカー	1(ステレオ)
外部コントロール端子	RC-5	IN/OUT、Multi Remote I/O
	RS-232C	1
	DCトリガー	2
消費電力	420W
外形寸法(幅×奥行き×高さ)	455×485×180mm
重量	22.3kg

□マランツのホームページ
http://www.marantz.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.marantz.co.jp/ja/anounce/mz/ps9200v2.html
□関連記事
【2002年2月1日】マランツ、「PS9200」の「THX Ultra 2」無償アップグレードを延長
－アップグレード実施も約1ヶ月順延
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020201/marantz.htm
【2001年12月25日】マランツ、PS9200を「THX Ultra 2」対応にする無償サービス
―2002年3月31日までの購入者が対象
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011225/marantz.htm
【2001年9月12日】マランツ、THX Ultra対応の7.1chAVアンプ
－ステレオパワーアンプとモノラルパワーアンプも参考展示
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010912/marantz1.htm

(2003年3月26日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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