|
|
ソニー、業界初のHDD内蔵5.1ch DVDシアターシステム
-TV録画機能や、音楽録音機能を後から購入可能
|
|
|
|
|
NAV-E900 |
|
4月26日発売
標準価格:「NAV-E900」115,000円
「NAV-E600」84,000円
連絡先:お客様ご相談センター
Tel.0570-00-3311
Tel.03-5448-3311
|
ソニーは、80GB HDDとEthernetを内蔵した5.1ch DVDホームシアターシステム「<コクーン>ホームシアターシステム」を4月26日に発売する。
総合出力600Wにトールボーイスピーカーを組み合わせた「NAV-E900」と、総合出力500Wでコンパクト型スピーカーを組み合せた「NAV-E600」の2機種をラインナップ。価格は「NAV-E900」が115,000円、「NAV-E600」が84,000円。
|
NAV-E600
|
<コクーン>ホームシアターシステムは、5.1ch DVDホームシアターシステムに、80GB HDDとブロードバンド常時接続機能を搭載したシステム。同社では、「5.1ch DVDホームシアターシステムにHDDを搭載したのは業界初」としている。なお、NAV-E900とNAV-E600は、内蔵アンプの総合出力とスピーカー以外の機能や、筐体デザインはほぼ同じ。
<コクーン>ホームシアターシステムの大きな特徴は、「オープン キー スタイル(Open Key Style)」を採用した点。オープン キー スタイルとは、本体購入後に、実際に使ってみて気に入った機能だけを購入できるシステム。
標準機能としては、DVD/CD再生やメール、Webブラウザなどを装備する。メール機能では静止画を添付しての送受信をすることもでき、ネットワーク機能でシステムソフトの更新も行なえる。しかし、HDDへのテレビ録画や音楽録音、フォトアルバム機能については30日分の「無料お試し期間を利用」して、その後に気に入った機能だけを購入する。
機能パックは「ビデオパック」、「オーディオパック」、「フォトパック」の3種類で、全機能が使用できる「フルパックも」用意される。購入は、ハガキでの申し込みに加え、本体かパソコンからソニースタイルドットコム・ジャパンを利用してオンラインでも購入できる。価格は下表のとおり。
【機能パック価格表】
|
ビデオパック |
オーディオパック |
フォトパック |
フルパック |
標準価格 |
31,000円 |
21,000円 |
11,000円 |
54,000円 |
オンライン価格 |
29,000円 |
19,000円 |
9,000円 |
50,000円 |
「ビデオパック」は、地上波テレビ放送の受信、HDDビデオ機能が含まれる。録画形式は、映像がMPEG-2 音声がMPEG-1(Layer2)で、録画モードはSP(最大録画時間:約26時間)、EP(同約46時間)、SLP(同約92時間)の3種類。
インターネット経由で番組表を入手する「ネット番組ガイド」に対応し、番組表からの録画予約や、出演者や番組名での番組検索などが可能。また、外部チューナと連動する「シンクロ録画」にも対応する。録画した映像はタイトルリストで管理される。
ネット番組ガイドを利用するには、「カモン! マイキャスター」の「常時接続Cコース」(無料)に申し込む必要がある。なお、パソコンや携帯電話から録画予約が出来る「@録画予約」には対応していない。
「オーディオパック」では、音楽CDをPCM形式または、ATRAC3形式で、HDDに録音できる。CDアルバム最大約500枚分(ATRAC3形式、66kbps)の録音が可能。HDDには予め、邦楽・洋楽約39万アルバム分の楽曲データが収録しており、音楽CDの再生時や録音時にタイトル情報が付加される。
HDDに収録されていない最新の音楽CDなどでも、インターネット上の「Gracenote CDDB」のサーバーからタイトル情報を検索し取得可能。また、MGメモリースティックや、ソニー製Net MD対応機器機器を接続して、音楽をチェックアウトすることもできる。
「フォトパック」では、メモリースティックに保存した静止画や、CD-R/RWディスクに記録されている静止画などを最大11,000枚(640×480ドットの場合)フォトアルバムに保存できる。スライドショーなども可能で、簡単な画像編集機能も備えている。
なお、メモリースティックPROの大容量に対応予定だが、著作権保護機能、高速データ転送機能、アクセスコントロール機能には対応しない。
【主な仕様】
|
NAV-E900 |
NAV-R600 |
再生可能メディア |
DVD-RW(Video)、DVD-R、DVDビデオ、音楽CD、CD-R/RW(静止画、CD-DA) |
HDDビデオ部 |
HDD |
80GB (ビデオ用60GB、オーディオ/フォトなど20GB) |
録画/録音方式 |
MPEG-2/MPEG-1(Layer2) |
最大録画時間 |
SP:約26時間、EP:約46時間、SLP:約92時間 |
テレビ部 |
受信チャンネル |
VHF:1-12ch、UHF:13-63ch、CATV:C13-C38 |
アンプ部 |
|
100W×6ch(3Ω)
|
フロント/センター/リア
80W×5ch(4Ω)
サブウーファー
100W×1ch(3Ω) |
入出力端子 |
出力端子(映像・音声) |
コンポジット映像2系統、S映像2系統、D端子1系統、ステレオ音声2系統 |
入力端子(映像・音声) |
コンポジット映像2系統、S映像2系統、光デジタル入力1系統、ステレオ音声3系統 |
ネットワーク端子 |
ネットワークコネクター(100BASE-TX/10BASE-T) |
USB端子 |
2系統(フロントパネル1系統、リアパネル1系統) |
対応サラウンドフォーマット |
ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC |
消費電力 |
145W |
135W |
本体最大外形寸法(幅×奥行き×高さ) |
355×335×72mm(突起部含まず) |
本体質量 |
約7.2kg |
メモリースティックスロット | マジックゲート対応メモリースティックスロット×1 |
スピーカー部 |
フロント/リア |
方式/形状 |
バスレフ/コーン型50mm×4 バランスドーム型25mm×1 |
バスレフ/コーン型77mm×1 バランスドーム型15mm×1 |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) 重量 |
66×75×1,050mm
約3.3kg |
100×113×100mm
約0.8kg |
センター |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) 重量 |
バスレフ/コーン型50mm×4 バランスドーム型25mm×1 |
バスレフ/コーン型77mm×1 バランスドーム型15mm×1 |
方式/形状 |
471×75×69mm
約1.2kg |
100×113×100mm
約0.8kg |
サブウーファ |
方式/形状 |
バスレフ型/コーン型200mm×1 |
密閉型/コーン型160mm×1 |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) 重量 |
217×217×402mm
約7.5kg |
217×217×302mm
約5.4kg |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200304/03-0403/
□製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/cocoon/NAV-E900/
□関連記事
【2002年11月13日】【Zooma】こんなマシンほかにない!! 「CoCoon」登場
~ あなたに合わせて成長するHDDレコーダとは? ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021113/zooma83.htm
【2002年9月4日】ソニー、ブロードバンド時代のAV視聴スタイル「CoCoon」を発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020904/sony2.htm
【2002年9月4日】ソニー、D1出力装備の160GB HDDビデオレコーダ
―Ethernet内蔵、チューナとMPEG-2エンコーダ2系統搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020904/sony.htm
【2002年8月22日】ソニー、SACDマルチ対応の5.1chシステム
―プログレッシブ出力が可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020822/sony1.htm
【2001年7月16日】ソニー、SACDに対応した低価格ホームシアターシステム
―マルチチャンネルSACDにも対応
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010716/sony.htm
(2003年4月3日)
[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
|