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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(ブエナ・ビスタ)は17日、販売店向けに「ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント2003年夏のコンベンション」を開催した。 このコンベンションは、2003年後半にリリースするDVD、VHSビデオの紹介や、マーケティングプランなどを発表するもの。今回は10月10日にDVDで発売される「ライオン・キング」を中心に、8月22日発売の「リロ&スティッチ」や、クリスマス商戦までのラインナップが紹介された。
■ DVDは最も成功したエンターテイメントフォーマット 冒頭、挨拶に立ったブエナビスタ・インターナショナルのDennis Maguireプレジデントは、「DVDは史上最も成功したエンターテイメントフォーマットだ」と述べ、「ディズニー最高のヒット作、ライオンキングをDVD化できることが非常に嬉しい。今後もパイレーツ・オブ・カリビアンやファインディング・ニモなど、魅力的な作品が揃っている。それらを成功に導くためには、販売店との連携が重要だ」とし、今後も販売店との連携を深めていく意向を示した。 また、続いて登場した同社日本代表の塚越隆行氏も「DVDの登場は、我々のビジネスのうえで素晴らしい転機だった」とし、「DVDが好調な売上を記録している今だからこそ、マーケティングや商品形式など、積極的に新しいプランを進めていきたい」と語った。
■ DVD「ライオン・キング」
10月10日に発売されるDVD「ライオン・キング -スペシャル・エディション-」は、本編と特典ディスクの2枚組みで3,980円。劇場公開版に加え、DVDのために新たにシーンを追加した特別版を収録。さらに、特典ディスクにはメイキングやインタビュー、ミュージッククリップなどの特典を約3時間収録している。 音声仕様は英語をドルビーデジタル5.1chで、日本語をドルビーデジタル5.1chとDTSの2種類で収録。なお、DTS音声は「5.1DTSディズニー・ホーム・シアター・ミックス」と呼ぶ独自のミキシングを採用している。DVD化にあたり、従来リアスピーカーからしか出ていなかった効果音を全チャンネルに振り分けるなど、臨場感や包囲感の向上を図ったという。 会場では、DVDの音響を担当したテディー・ポーター氏が映像で登場。「劇場ではなく、ホームシアターで最大のパフォーマンスを発揮するようミキシングした。ヌーの群れが頭上から押し寄せて来るような迫力を、ぜひ家庭で味わって欲しい」と語った。 なお、「ライオン・キング」は全世界で7億7,000万ドルの興行収入を記録し、VHSビデオも世界で5,500万本のセールスを記録するなど、ディズニー最大のヒット作。DVDのマーケティングに「美女と野獣」の約1.5倍の予算を費やし、販売数130万本を目指すという。
会場では、マーケティング戦略の一部として、5人のスポークス・パーソンの起用が発表された。俳優の唐沢寿明、格闘家の小川直也、女優の高橋マリ子、「キレイ革命」著者の朝倉匠子、「生徒指導の神様」と呼ばれる教師の原田隆史。同社によれば、この5人はいずれも「ありたい自分であり続けている、各分野のライオン・キング」とのこと。彼らがライオンのたてがみをつけ、ポスターなどに登場するという。
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■ そのほかのタイトル ほかにも、8月22日に発売されるDVD「リロ&スティッチ」や、0~9歳児に向けた早期教育用ビデオ「baby einstein」(ベイビー・アインシュタイン)の概要と戦略などが説明された。 また、同社が配給し、現在公開中の映画「トレジャー・プラネット」、8月2日より公開される「パイレーツ・オブ・カリビアン」、12月6日公開の「ファインディング・ニモ」の魅力が紹介され、コンベンション後には一足早く「ファインディング・ニモ」の試写会も行なわれた。
□ブエナ・ビスタのホームページ
(2003年7月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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