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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ソニーは、単体でのテレビ録画機能を搭載したメモリースティックレコーダー「PEGA-VR100K」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3万円前後になる見込み。 本体に地上アナログチューナとメモリースティックスロットを搭載し、MPEG-4動画を記録できる「メモリースティックレコーダー」。本体単体での再生機能は備えていない。 録画にはメモリースティックPRO、メモリースティックPRO Duo、メモリースティック、セレクト付きメモリースティック、メモリースティックDuo、MGメモリースティック、MGメモリースティックDuoを使用できる(Duoを使用する場合にはアダプタが必要)。 記録した番組はPalm OS採用のPDA「クリエ」のアプリケーション「MoviePlayer」などで変換することなく再生可能。 対応するクリエは、「PEG-UX50」、「PEG-NX80V」、「PEG-NX73V」、「PEG-NX70V」、「PEG-NX60」、「PEG-TG50」、「PEG-NZ90」。ただし、クリエによってはMoviePlayerのアップデートが必要になる。アップデータはPEGA-VR100K付属のCD-ROMや、サポートページで提供する予定。 録画モードは「高画質(HQ)」、「標準(SP)」、「長時間1(LP1)」、「長時間2(LP2)」の4モード。ビットレートはそれぞれ384kbps、218kbps、96kbps、64kbps。フレームレートは全モードが15fpsで、記録解像度はHQとSPが320×240ドット、LP1が160×112ドット、LP2が176×144ドット。 音声はMPEG AAC-LCで記録し、HQとSPがステレオ、LP1がモノ、LP2がステレオ/モノ。ビットレートはそれぞれ128kbp、64kbps、32kbps、64kbpsとなっている。LP2は、LP1より映像ビットレートを下げる代わりに、ステレオ/2カ国語に対応したモード。そのため、録画時間はLP1、LP2はほぼ同等となっている。 連続録画時間は最大約120分(約2時間)。また、チューナはCATV(C13～C63ch)の受信に対応していない。
予約録画にも対応し、本体表示窓には選択中の録画モードでの録画可能時間を表示する。また、ジャストクロック機能も搭載している。 本体にはアンテナ入力、コンポジット入力、コンポジット出力、アナログ音声入力、アナログ音声出力を各1系統装備。外形寸法は160×161.3×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は470g。縦置きにも対応する。 なお、クリエからの録画予約設定も可能。手順は、クリエに挿入したメモリースティックにクリエ用アプリケーション「Video Utility」を使って予約設定を書き込み、そのメモリースティクをPEGA-VR100Kに挿入する。Video UtilityはPEGA-VR100Kに付属する。 また、PEGA-VR100K対応版「TVscape」(ダウンロード提供を予定)により、インターネットの番組情報サイトを利用した録画予約も可能になる。 なお、ソニーは5日、メモリースティックで動画を携帯する「モバイルムービー」を積極的に展開するとの発表を行なった。PEGA-VR100Kもその一環で、このほかにもモバイルAVビューワー「MSV-A1」、今秋発売のプラズマベガ、液晶ベガ、トリニトロンベガを「モバイルムービー対応製品」として導入するとし、今後はモバイル機器や車載機器などへの展開も図る。 今回発表されたPEGA-VR100Kについても、録画フォーマットや機能などが共通することから、ベガの録画機能、または据置型のMSV-A1と見ることができる。
□ソニーのホームページ (2003年9月5日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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