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日本ビクター株式会社は、同社のスピーカー、「SX-L」シリーズのフラッグシップモデル「SX-L9」を12月1日に発売する。価格は1台60万円。防磁型となっている。 密閉型のエンクロージャを採用した、3ウェイ、3スピーカーのフロア型スピーカー。センターからずれた位置でコーンを駆動する独自のオブリコーンユニットをツイータとミッドレンジに採用している。 ミッドレンジは、新開発の18cm径メタルオブリコーンユニットを採用。振動板にはピュアアルミ板を使用し、純金のプレーティングを施して音質調整を行なっている。磁気回路には13,000ガウスのアルニコ磁気回路を搭載する。 さらに、ツイータも新開発の2.5cm径オブリハードドームツイータを採用。素材にカーボングラファイトを初めて使用することで、透明で自然な超高域再生を実現するという。 ウーファはSPパルプを採用した30cm径のユニットを使用。エンクロージャ内部には独自のプレッシャー・イコライジングチューブを装備しており、背圧による音質阻害をコントロールすることで、正確な音程と豊かな重低音を再生するという。 エンクロージャの厚みは、フロントバッフルが36mm、天地・側面が30mm、背面が25mm。表面に無垢のホワイトシカモア材を使用し、塗装は光沢仕上げ。スピーカーターミナルは、バイワイヤリングに対応し、Yラグ、バナナプラグの接続もサポートしている。 定格入力は45W。最大入力は180W。定格インピーダンスは4Ω。再生周波数帯域は25Hz~70kHz。クロスオーバー周波数は200Hz、3kHz。外形寸法は390×480×1,078mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1台70kg。
□日本ビクターのホームページ
(2003年10月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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