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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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■ KOSSのノイズキャンセリングヘッドフォンなど 独Sennheiserの輸入代理店ゼネラル通商のブースでは、ダイナミック・オープン型ヘッドフォンの最上位モデル「HD650」を展示している。11月下旬に販売開始の予定で、価格は75,000円。
頭部のフィット感を向上させる2ポイントヘッドクッションを採用。周波数特性は10Hz~39.5kHz、感度は103dB、歪み率は0.05%以下。インピーダンスは300Ω。許容入力は500mW。ケーブルは3mのOFCで、プラグは標準サイズ。ステレオミニへの変換アダプタが付属する。重量は260g。 併催の2003楽器フェアの、ティアックのブースには、KOSSのヘッドフォン5モデルが参考展示されている。ともに年明けの発売を予定している。 「QZ2000」は、'84年より発売されている「PortaPro」をベースに、アクティブ型のノイズキャンセル機構を組み込んだヘッドフォン。価格は36,000円前後となる見込み。
「QZ99」は、パッシブノイズリダクションを搭載したヘッドフォン。カールコードを採用する。価格は12,000円前後となる見込み。 「PRO4AAT」は、チタンコーティングのハイポリマーダイアフラムを採用したヘッドフォン。無酸素銅コイル採用の大口径ユニットを採用する。コードはカールコード。価格は18,000円前後の見込み。 「PRO3AA」も、PRO4AATと同様にチタンコーティングのハイポリマーダイアフラムを採用。価格は13,800円前後の見込み。 「UR29」は、等方性マグネットと35ミクロンの薄膜ダイヤフラムを採用したヘッドフォン。折りたたみ収納機構を備えている。価格は5,480円前後の見込み。
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また、同じく楽器フェアのヒビノのブースでは、Shureの耳栓型ヘッドフォン「E1C」、「E2C」、「E5C」を展示している。係員に申し込めば試聴も可能となっている。 □関連記事 【8月12日】【小鉢】話題の耳栓型イヤフォン「Shure E2」を買った ~ 比較的ソースを選ばない、バランスがとれた音質 ~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030812/kk002.htm ■ 1ビットオーディオコンソーシアム 1ビットオーディオコンソーシアムのブースでは、同コンソーシアムの代表であり、早稲田大学の教授でもある山﨑芳男氏の研究室が製作した1ビット関連機器が参考出展されている。新たに発表されたのは、シャープの1ビットデジタルアンプを改造し、OPi.LINKによる1ビット信号のマルチチャンネル伝送に対応したシステム。ヤマハの2ウェイアクティブスピーカーのアンプ部に1ビットアンプを採用したモデルなど。 ほかにも、60GHz帯を使った1ビット信号の無線伝送システムや、ブロードバンドを使った1ビット信号の配信コンセプトなどが紹介されている。
■ その他 会場には、地上デジタル放送のパビリオンが設けられ、東京タワーから受信したハイビジョンの試験放送を表示している。また、地上デジタルラジオのパビリオンでは、大きな看板を立てて10月10日に試験放送が開始されたことをアピール。ソニー・コミュニケーション・ネットワークのポータブル地上デジタルラジオ受信機の試作機も数台用意しており、実際に放送を聴くことができる。
ソリッドアコースティックスのブースでは、正12面体のそれぞれの面にフルレンジユニットを備えたスピーカー「SIKKIM(シッキム/SA-565s)」や、専用のデジタルアンプなどを出品している。 SIKKIMは12個のフルレンジユニットを搭載した360度無指向性のスピーカーで、卓上スタンドと専用のイコライザーが付属する。6月に販売開始されており、価格は315,000円。 専用のデジタルアンプ「A-li」も展示されている。11月15日に発売し、価格は158,000円。出力は160W/4Ω。スピーカーターミナルはWBT製。 また、SIKKIMのスピーカー部、専用プリメインアンプをセットにした「#1019」も参考展示しており、12月に発売予定という。プリ段に真空管、パワー段にデジタルアンプを配し、SIKKIMで外付けとなっていたイコライザをアンプに内蔵している。価格は未定だが、50万円以下での発売を目指しているという。
シャープのブースでは、1ビットデジタルアンプを採用したサブウーファを展示している。1ビットデジタルアンプ採用オーディオシステム「SD-HX500」などでは、別途用意するアクティブサブウーファのみ1ビットデジタルアンプで無い場合が多く、1ビットシステムで揃えたいという声が多く、試作したという。 具体的な製品化の予定などは未定だが、同社では「スピーカー別売の1ビットシステムを発売する以上、ユーザーの声に応えていきたい」という。
コバックスのブースでは、ドイツ「ASCENDO」(アセンド)の高級スピーカーや、大阪・ザンデンオーディオシステムの管球アンプなどを紹介している。
□A&Vフェスタ 2003のホームページ (2003年10月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp/usuda@impress.co.jp]
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