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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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オンキヨー株式会社は、24bit/96kHz入出力に対応したUSBオーディオインターフェイス「SE-U55GX(B)」を7月上旬より発売する。価格は23,100円。対応OSはWindows 2000/XP。 「オーディオ製品と同等の良い音を目指した」という、USBオーディオインターフェイス。従来モデル「SE-U55X」から回路構成などを一新し、高音質化を図った。 新たに24bit/96kHzに対応したメインチップを採用したほか、DAコンバータ/ADコンバータに高性能な専用チップを配し、再生時のS/N比を向上。ADコンバータはSN比106dBのチップを採用し、録音クオリティも向上させたという。対応サンプリング周波数は入出力ともに44.1/48/96kHz。 また、従来はパソコンクロック同期を利用していたため、信号伝達時間のズレから、ジッタ値が通常のオーディオ機器の約30倍近くになっていた。SE-U55GXでは水晶クロックを本体に内蔵することで、ジッタ値を大幅に低減したという。さらに、高音質化回路のVLSCも搭載している。 電源もACアダプタによる給電とし、電流の安定化を図っている。そのため、従来機種ではバスパワー動作したが、SE-U55GXではACアダプタが必須となっている。なお、セルフパワー給電となったことで、PCの電源を入れずに本体単体での動作も可能となっている。
ソフトウェアは、GracenoteのMusicID技術を採用したオーディオジュークボックスソフト「CarryOn Music Ver.4.00(COM-400)」をバンドル。最大の特徴は、アナログ音源からデジタル録音したデータを解析し、自動的に曲名を取得できること。アナログキャプチャしたデジタルデータからの、曲情報の取得などが行なえる。 ジュークボックスソフトとしては、音楽CDの取り込みやMP3/MP3PRO/WMA/Ogg Vorbisのエンコード、オーディオファイル管理機能を備えるほか、シンクロ録音やノイズ除去などの編集機能も搭載。CDDBにも対応している。 インターフェイスは、USB 1.1×1、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、光デジタル出力×2、アナログ入力×1、アナログ出力×1、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備する。 前面にINPUTセレクタ(DIGITAL/LINE/USB/MIC)やINPUTレベル調整、ヘッドフォン出力ボリュームなどを装備。消費電力は約2W。外形寸法は50×166×216mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約0.6kg。
□オンキヨーのホームページ (2004年5月27日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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