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パイオニア株式会社は、プラズマディスプレイ「ピュアビジョン」シリーズで最大となる61V型ディスプレイモニター「PDP-615PRO」を10月下旬より発売する。価格は1,869,000円。 1,365×768ドットのPDPを搭載した61V型プラズマディスプレイ。チューナーは装備しない。パネルにはセルの一つ一つをワッフル状にリブで囲う「ニューワッフル構造リブ」を採用。発光効率の向上を図り、高輝度、高コントラストを実現したという。 また、パネル前面にR/G/Bの各色カラーフィルターを搭載したCCF(Capsulated Color Filter)の採用により、色再現性の向上を図ったほか、外光低反射率を低減する「ブラックストライプ」により黒色の表現を引き締めた。 デジタル/アナログ信号ともに、全ての映像信号処理をフルデジタル化し、A/D変換からI/P変換、リサイズ処理までのプロセスを1つの統合LSIで行なうことで、処理制度/速度を向上させている。新開発のI/P変換回路では、ジャギーノイズや色滲みを低減したという。 4つの色温度設定機能や、4段階のガンマ設定、レッド/グリーン/ブルーなど6色の基本色の色相調整を行なえる「カラーマネージメント」機能などを搭載する。また、2画面分割表示機能や、ピクチャーインピクチャ機能も装備する。9W×2chのステレオスピーカーも内蔵する。
入力端子はHDMI×1と、コンポーネント×2(BNC×1、RCA×1)、S映像×1、コンポジット×2、D-Sub15ピン×1、アナログ音声×3、スピーカー出力を装備。消費電力は540Wで、「60インチクラスでは最小レベル」としている。外形寸法は1,502×126×912mm(幅×奥行き×高さ)、重量は68kg。 また、同パネルを採用した業務用プラズマディスプレイ「PDP-614MX」も10月下旬より発売される。価格はオープンプライスで、実売価格は180万円前後となる見込み。パネル仕様は「PDP-615PRO」と同じだが、最大25面の接続が可能な「マルチシステム」機能など、業務用の機能を強化。また、HDMIを省きDVI-D(HDCP)に変更されている。
(2004年10月1日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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