◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
ソニーは、独自のデジタルワイヤレス伝送技術を採用し、バッテリを内蔵することでリアスピーカーの完全ワイヤレス化を実現したシアターシステム「HT-SL99BW」を12月15日に発売する。価格はオープンプライスだが、市場推定価格は105,000円前後。 AVアンプと5.1chスピーカーをセットにした、シアターシステム製品。最大の特徴は、独自のデジタルワイヤレス光伝送システム「S-DIAT」の採用に加え、リアスピーカーユニットにバッテリを内蔵したこと。これにより、リアスピーカーユニットにケーブル類をまったく接続せずに使用できる。 バッテリは約2時間の充電で、連続約10時間(5.1ch再生時)/約5時間(2chステレオ再生時)の再生が可能。ただし、充電時にはリアスピーカーユニットへの電源コード接続が必要になる。なお、リアスピーカーユニットに受光ユニットは内蔵しているが、より安定した伝送を行なうために、本体に接続する発光ユニットに加え、外部受光ユニットも同梱している。 リアスピーカーで2chソースを再生する「ステレオワイヤレスモード・モノワイヤレスモード」も装備するほか、リアスピーカーユニットにソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を採用。スピーカーユニットの直前までデジタル伝送することで、「高音質サラウンドスピーカーを実現した」としている。リアスピーカーは、、ネオジウムマグネット採用の50mmコーン×2を搭載したバスレフ方式で、外形寸法/重量は約431×105×102mm/2kg。 本体部は、ドルビーデジタル/DTS/ドルビープロロジックII/MPEG-2 AACのデコードに対応し、FM/AMチューナも内蔵。ソニー独自の新規DSP「デジタルサラウンドプロセッサー」技術により、リアとフロントとの音場バランスをとる「サラウンドエンハンスメントモード」も搭載する。さらに、ソニーピクチャーズエンターテインメントの映画音楽を制作するスタジオ「ダビングシアター」の音場特性を研究し、同社が持つバーチャル3D技術により、家庭にダビングシアターの音場を再現するという「デジタルシネマサウンド」も備えている。 入力端子はアナログ音声3系統、コンポジット2系統、光デジタル音声2系統、同軸デジタル音声1系統。出力端子はコンポジット1系統、サブウーファ1系統。実用最大出力はフロント40W×2、センター40W、リア10W×2ch、サブウーファ100W。消費電力100W。外形寸法(幅×奥行き×高さ)は430×337×64mm、重量約5.1kg。同社では、11月から発売されるハイブリッドレコーダ「スゴ録」にマッチしたデザインを採用したとしている。 フロントスピーカーはバスレフ方式で、60×100mmコーン型+25mmツィータを搭載し、外形寸法(幅×奥行き×高さ)/重量は、約82×93×184mm/約1.0kg。センタースピーカーはバスレフ方式で、57mmコーン型×2+25mmツィータで構成され、345×93×86mm/約1.7kg。サブウーファはバスレフ方式で20cmコーン型×1を搭載。約270×398×325mm/10kgとなっている。
□ソニーのホームページ (2004年10月21日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |