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株式会社東芝は27日、国内におけるフラットパネルテレビ事業の展開について、40型以上の大型モデルに関しては従来のプラズマテレビから、キヤノンと共同で開発を行なっている「SED(Surface-Conduction Electron-emitter Display)テレビ」に切り替えていく戦略を明らかにした。なお、40型以下のモデルは液晶を軸に展開するほか、海外では40型以上も引き続きプラズマテレビを販売していく。 また、25日付けの「プラズマテレビから撤退」という報道については、「撤退を決定したわけではなく、今後はプラズマテレビを絶対に作らないというわけでもない。あくまで事業戦略の流れとして、国内における大型モデルはSEDにシフトしていくということ」とした。 同社は2003年10月に42V型の「42P4000」をリリースして以降、プラズマテレビの新モデルを投入していなかった。なお、SEDについては、2005年8月頃からパネルの量産が開始され、販売開始は2005年後半が予定されているが、「2005年前半にプラズマテレビの新モデルが発売される予定はない」(同社)。SEDは生産開始当初は50型などの大型モデルが中心になる予定で、同社は今後、国内では大型をSED、中・小型を液晶で展開していくことになる。
□東芝のホームページ
(2004年12月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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