アイ・オー、実売2万円を切るMPEG-4動画カメラ －VGA/30fpsのXviD動画撮影が可能。MP3再生にも対応

ロックブラック(B)

6月下旬発売 標準価格：オープンプライス

　株式会社アイ・オー・データ機器は、MPEG-4記録に対応した小型動画カメラ「AVMC321-B/W」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は19,800円前後の見込み。カラーリングはロックブラック(B)と、ヌーディーホワイト(W)の2色をラインナップ。

　小型ムービーカメラ「MotionPix」シリーズの新モデルで、16MBの内蔵メモリに加え、SDメモリーカードスロットを備え、動画(MPEG-4)/静止画(JPEG)記録に対応する。総画素数320万の1/2型CMOS(有効画素数310万画素)を搭載し、レンズは単焦点で、最大8倍のデジタルズームが可能。液晶ディスプレイは2型TFTで、新たに、画面を270度回転することが可能になった。

ヌーディーホワイト(W)

　MPEG-4はXviD形式での記録方式を新たに採用し、従来モデルのASF形式に比べ圧縮率を向上させた。動画の記録解像度は640×480ドット(1.8Mbps/1Mbps)/320×240ドット(500kbps)の3モードを用意する。どのモードでも30fpsで、モノラル音声となる。320×240ドットの場合、内蔵メモリで200秒、256MBのSDカードで60分の撮影が可能。

　静止画は2,976×2,232ドット(画素補間機能使用時)/2,048×1,536ドット/1,024×768ドットの3モードを用意し、21cmまでのマクロ撮影や、1.5秒間隔/5枚の連写機能を備える。また、オート発光のストロボも内蔵した。

　内蔵マイクを使ったボイスレコーディングが可能なほか、ステレオイヤフォン端子を装備し、MP3の再生も行なえる。対応ビットレートは8kbps～320kbps/CBR。USB端子を装備し、USBマスストレージクラスに対応、PCカメラとしても利用できる。

　ソフトウェアは、ビデオ編集ソフト「Ulead Video Studio 8SE Basic」、スライドショー作成ソフト「Ulead DVD Slide Theater 2SE」、画像編集ソフト「Ulead Photo Impact 10SE」などが付属する。対応OSはWindows 2000/XP。

　AV出力端子も装備し、付属のケーブルでテレビへの動画/静止画出力も行なえる。バッテリはリチウムイオンで、約90分の連続撮影が可能となっている。

　外形寸法は30×70×100mm(幅×奥行き×高さ)、電池を除く重量は約136g。USBケーブル、専用AVケーブル、専用イヤフォンなどが付属する。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2005/06/avmc321.htm
□製品情報
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/movie-camera/2005/avmc321/index.htm
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(2005年6月1日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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