| ![]() |
![]() |
東北パイオニア株式会社は、コードレスヘッドフォンの最上位モデル「SE-DIR2000C」を7月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,800円前後の見込み。 トランスミッタ部(TRE-D2000)とヘッドフォン部(SE-DHP2000)より構成されるコードレスヘッドフォン。伝送方式は非圧縮デジタル赤外線伝送で、伝送距離は正面約10m。新たに48bitプロセッシングDSPを搭載し、デジタル信号処理を高精度化することで、音質の向上を図った。 2002年7月発売の「SE-DIR1000C」の後継モデルで、48bit DSPの搭載のほか、新たにAACに対応。デジタル放送の5.1chマルチチャンネル番組でも利用可能となった。また、トランスミッタ部には新たに3段階の低域補強モードを追加。さらにヘッドフォンをスタンドに置くことで、充電が可能となった。リモコンも新たに同梱された。 ステレオヘッドフォンでマルチチャンネルソースを再生できる立体音響技術「ドルビーヘッドフォン」を搭載。残響を抑えた「DH1」、適度な残響のある「DH2」、小規模な映画館を模した「DH3」の3モードが用意される。
AACのほか、ドルビーデジタルやDTS、ドルビーデジタル EX、DTS-ESのデコードに対応。ステレオソースを5.1ch化するドルビープロロジック IIデコーダも備えている。
ヘッドフォン部はオープンエアダイナミック型で、「SE-DIR1000C」を踏襲した50mm径のユニットを搭載。重心を低く抑えて、従来モデルより装着時の安定性を高めているという。また、ハウジングの傾きを感知して、自動的に電源ON/OFFを行なう機構を採用し、ヘッドフォンをかけると電源ON、はずすと電源OFFとなるため、不注意による電源の切り忘れを排除した。 なお、ヘッドフォン単体の「SE-DHP2000」の別売も行なわれ、価格は26,250円。 再生周波数帯域は10Hz~24kHz。大型ボリュームを備えており、重量は約350g(本体のみ)。電源は単3ニッケル水素充電池×2で、付属のニッケル水素充電池で、約20時間の連続使用が可能となっている。 トランスミッタ部は、横置き/縦置き対応で、充電器も内蔵している。入力は光デジタル×2、同軸デジタル×1、アナログ×1を装備。ヘッドフォン端子も備え、ワイヤードのヘッドフォンも利用できる。また、新たに光デジタルスルー出力も追加された。 □東北パイオニアのホームページ (2005年6月20日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
![]() |
|