ケンウッド、iPod接続性を向上したHDDカーナビ －別売ケーブルにより、ビーコンとの同時接続が可能に

ディスプレイ部

10月中旬発売 標準価格：220,500円

　株式会社ケンウッドは、iPodと直接ケーブルで接続できるHDDカーナビゲーションシステム「HDD [Sma:t] Navi Update」(HDM-555EXB)を10月中旬に発売する。価格は220,500円。なお、iPodを接続するためには別途対応ケーブル「KNA-i77」(10,500円)が必要。

　3月発売の「HDM-555」(220,500円)のナビ機能などを強化したHDDカーナビ。iPod接続時に、別売の分岐ケーブル「CA-IB77」(5,040円)で、オプションの光・電波ビーコン対応VICSユニット「VF-M77」(26,250円)も同時接続できるようになった。対応するiPodは第3世代以降とiPod photo/mini。

　7V型のタッチパネル液晶を搭載し、解像度は480×234ドット。iPod操作用のGUIを備え、タッチパネル液晶からiPodの操作が可能。再生、停止、早送り、巻き戻しなどの基本操作以外にも、プレイリスト、アーティスト、アルバム名などでの検索も行なえる。また、iPodの充電も可能となっている。

　DVDドライブ、テレビチューナを内蔵。DVDドライブはDVDビデオに加え、DVD±R/RW(ビデオフォーマット)の再生にも対応。CD-R/RWに収録したMP3/WMAファイルの再生もサポートしている。チューナ部はテレビとVICS FMを独立したツインチューナ構成で、テレビ受信中でもFMによるVICS情報を取得できる。

メインユニット

　HDDの容量は20GB。HDDとDVDはそれぞれ独立しており、HDDでナビを利用しながら、後部座席に追加した液晶モニタでDVDビデオを再生することも可能。

　HDDには詳細地図などを収録するほか、DVD-ROMによる地図の更新に対応し、車に取り付けたままでの書き換えが可能になった。GUI画面は、「したいことから」や「わかることから」、「きおくから」などのキーワードで構成された大型アイコンを採用している。

　OSにはWindows Automotiveを採用。今後は「インターネット接続での情報取得や、ホームサーバーとの接続など次世代ネットワークの開発を展開する」としている。

□ケンウッドのホームページ
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□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20050922.html
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(2005年9月22日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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