◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
ソニー、デジタルAVアンプ「9000ES」を有償アップデート
-DVIをHDMIに、S-Master 32bit化など。9100ES相当に


受付期間:2005年12月16日~2006年2月15日

費用:294,000円


TA-DA9000ES

 ソニーは、フルデジタルアンプ「S-Master PRO」を採用したマルチチャンネルアンプ「TA-DA9000ES」のDVI端子をHDMI端子に変更し、S-Master PROの精度を24bitから32bitに向上させるなど、大幅な機能強化を行なう有償アップデートサービスを実施する。

 費用は294,000円。申込み期間は2005年12月16日~2006年2月15日まで。アップデート作業は2006年5月に実施される。

 「TA-DA9000ES」(63万円)は2003年11月に同社のAVアンプフラッグシップモデルとして発売されたモデル。アップデートサービスの内容は以下に記載する通りで、仕様としては2005年11月に発売された新フラッグシップモデル「TA-DA9100ES」(682,500円)とほぼ同じになる。しかし、9100ESに搭載している自動音場補正機能は追加されない。アップデート後の新機種名は「TA-DA9005ES」になる。

 アップデートの申込みは、購入店で行なえるほか、「ソニーお客様専用デスク」からも行なえる。詳しい連絡先は同社のWebサイトに記載されている。

前面パネルと背面端子部の変更内容

 【主な変更内容】

  • S-Masterのプロセッサ精度を24bitから32bitへ変更
  • i.LINK端子を1系統追加(計2系統)
  • DVI端子をHDMI端子へ変更。HDMI端子は入力2/出力1となる
  • D端子とコンポーネント端子の同時出力に対応
  • D5端子をD4端子へ変更
  • ドルビーデジタルRF端子の削除
  • ドルビーデジタルプロロジック IIxに対応
  • バイアンプ接続に対応
  • マルチゾーンに対応
  • 機能変更によるリモコン変更
  • 保証期間をアップグレードから1年間保証に変更
  TA-DA9000ES TA-DA9005ES
(アップデートモデル)
ドルビープロロジック IIx ×
ドルビープロロジック II GAME ×
i.LINK 1 2
i.LINK伝送
対応音声
DSD/リニアPCM DSD/リニアPCM
ドルビーデジタル
DTS/AAC
DVDオーディオ
DVI/HDMI DVI×2入力
DVI×1出力
HDMI×2入力
HDMI×1出力
HDMI音声伝送 ×
S-Master精度 24bit 32bit
バイアンプ接続 ×
マルチゾーン対応 ×
コンポーネント/D端子
2系統同時出力
×
リモコン RM-LJ312 RM-AAE006
ドルビーデジタルRF端子 ×
ビデオコンバータ アップコンバータ アップ/ダウンコンバータ
アナログ映像の
HDMI変換出力
×
(1080iまで)
プログレッシブ変換 ×
(480iまで)
シャープネス調整 ×
ブライトネス調整 ×
5.1chアナログ音声を
7.1chに拡張
×

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□有償アップデートのお知らせ
http://www.sony.jp/products/Consumer/AV-HiFi/support/ta_da9000es.html
□変更内容一覧
http://www.sony.jp/products/Consumer/AV-HiFi/support/change_service.html
□関連記事
【9月20日】ソニー、音場補正/HDMI搭載の最上位AVアンプ
-「9100ES」シリーズのSACD/DVDプレーヤーも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050920/sony1.htm
【2003年10月14日】ソニー、「S-Master PRO」搭載のフルデジタルAVアンプ
-i.LINK端子や、ビデオアップコンバート機能などを装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031014/sony1.htm

(2005年12月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.