|
ソニーは、4月1日にスタートする携帯端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」に対応したモバイルノートPC「VAIO type T」を1月14日より発売する。ワンセグ対応モデルは1月26日15時より、ソニースタイル直販、およびCTO販売の「VAIO・OWNER・MADE」でのみ販売される。価格は16万4,800円~で、CPUやHDD、メモリなどのカスタマイズが可能となっている。
4月1日より正式スタートするワンセグ放送に対応したモバイルノートPC。なお、店頭販売モデル「VGN-TX51B/B(実売22万円前後)」も用意されるが、ワンセグ放送には対応しない。ワンセグ対応モデルを直販限定とする理由については、「スタート時の放送地域が限定されることを理解した上で、選択して頂くため」としている。 ソニー製のワンセグチューナを内蔵したノートPC。液晶ディスプレイは11.1型/1,366×768ドット表示の「クリアブラック液晶」。バックライトはLEDを採用する。ワンセグ放送の視聴やデータ放送の受信、さらにテレビ録画機能も備えている。 ワンセグ放送の受信は専用アプリケーションの「VAIO モバイル TV」を利用。子画面を右脇に固定して視聴できる固定モードなども用意し、Webブラウズなどの作業をしながらテレビ視聴も可能となっている。 表示サイズは最低で240×180(4:3)/240×135ドット(16:9)で、最大640×360ドット(16:9)まで表示できるが、フル画面表示には対応しない。ワンセグ受信時の連続視聴時間は約4時間(Pentium M 773搭載モデル)。
録画機能も備えており、本体のHDDに最長で約363.5時間(HDD 80GBモデル)の録画が可能。追いかけ再生機能の「TVポーズ」や「さかのぼり視聴」機能なども備えている。なお、録画したテレビ番組を書き出すことはできない。 ボディカラーはカッパー/ホワイト/ブラックの3色と限定1,000台のプレミアムブルーを用意。CPUは超低電圧版Pentium M 773(1.3GHz)、超低電圧版Pentium M 753(1.2GHz)、超低電圧Celeron M 383(1GHz)で、プレミアムブルーはPentium M 753のみ選択可能。
メモリは512MB/1GB/1.5GB、HDD容量は40/60/80GB、光ディスクはスーパーマルチとDVDコンボが選択でき、バッテリも大容量/標準の2タイプが用意される。OSはWindows XP Home/Professionalが選択可能。 USB 2.0×2やi.LINK×1、100BASE-TX Ethernet、マイク入力、アナログRGB出力などを装備。IEEE 802.11a/b/g無線LANとBluetoothにも対応し、Bluetoothヘッドセットも付属する。メモリーカードリーダはSD/MMC、メモリースティックに対応。Type II PCカードスロットも備えている。 標準バッテリ利用時の駆動時間は約6.5時間(Celeron M 383)~約9時間(Pentium M 753)。外形寸法は272.4×195.1×21~28.5mm(幅×奥行き×厚み)、重量は約1.25kg。 □ソニーのホームページ (2006年1月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|