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オンキヨー株式会社は、薄型テレビ向けのAVラックとスピーカーを一体化したシアターシステム「AVゲート」の新モデルを2月20日に発売する。フロント/センタースピーカーを埋め込んだラック内蔵型シアターシステム「CB-SP1200XT(B)」と、同システムとの組み合わせを想定したサブウーファ「DHT-SW1(B)」を用意し、価格は「CB-SP1200XT(B)」が84,000円、「DHT-SW1(B)」が36,750円。
■ CB-SP1200XT(B) 「AVゲート」シリーズ第3弾となる、フロント/センター用の3chスピーカーを内蔵したAVラック。棚板を従来の1段から4段(2×2段)に増やしたほか、移動用のキャスターを搭載した。なお、棚板は固定式で位置の変更はできない。 ラックの奥行きを利用して大容量キャビネット化したことにより、質の高い低音再生を可能にするという。キャビネットやサランネットのフレームにはMDF材を採用。天面やスピーカー部には高光沢のグランドピアノ仕上げを施している。 スピーカーユニットは共通で、フロントは2ウェイ2スピーカー、センターは2ウェイ3スピーカーとなっている。フロントL/Rとセンタースピーカーは同一線上に配置し、「セリフの明瞭さと、なめらかな音の移動感を実現した」としている。 ウーファユニットは8cm径のA-OMFコーンを採用。ツイータは2cm径のネオバランスドーム型。システム全体の再生周波数特性は、フロント/センターともに50Hz~100kHz。スリット型のバスレフダクトを採用する。最大入力は各40Wで、インピーダンスは6Ω。外形寸法は1,200×464×534mm、重量は42kg。天板は100kgまでの荷重に対応する。
■ DHT-SW1(B)
CB-SP1200XT(B)の中央部分に収納して利用できる、5.1chアンプ内蔵サブウーファ。アンプ出力は15W×5chとサブウーファ25W。ドルビーデジタル/DTS/AAC/ドルビープロロジックIIのデコードに対応する。 フロント/センターの3chでサラウンドを実現するという独自のバーチャルサラウンド技術「Theater-Dimensional」を採用。フロント2chには、同社AVアンプで採用されている独自のアナログ波形生成技術「VLSC」回路を搭載する。音声入力端子として、光デジタル3系統、アナログ1系統を装備する。 サブウーファは16cm径のOMFコーンを採用し、再生周波数範囲は20~150Hz。外形寸法は205×288×330mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。リモコンが付属する。
□オンキヨーのホームページ (2006年1月19日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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