マクセル、世界初の12倍速DVD-RAM。実売1,000円 －初「RAM2」メディア。旧ドライブでは再生のみ対応

3月24日発売 標準価格：オープンプライス

　日立マクセル株式会社は、12倍速記録に対応したデータ用DVD-RAMメディア「DRM47D.1P」を3月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,000円前後の見込み。

　独自の高速BCM(Bismuth Coupling Material)相変化記録膜を採用し、12倍速記録を実現したDVD-RAMメディア。12倍速DVD-RAMについては、各社からドライブが発売されているものの、メディアとしては「DRM47D.1P」が世界初となる。

　12倍速DVD-RAM「DVD-RAM Version 2.2/12X-SPEED DVD-RAM Revision 5.0」規格に準拠し、6倍速から12倍速までの記録が可能。ただし、従来の5倍速までのDVD-RAMドライブでは、再生はできるものの、記録ができない。記録には6倍速以上のRAM記録に対応したドライブが必要となる。

新規格DVD-RAMを示す「RAM2」

　6倍速以上のDVD-RAM製品では、従来製品と区別するため「RAM2」というロゴを採用。製品購入時には同ロゴの有無を確認することで、対応製品を判別できる。また、RAM2メディアについては、東芝製のDVDドライブ「SD-R2212」の旧ファームウェアにおいて不具合が確認されている。同ドライブでの再生前には最新のファームウェアの適用が必須となる。

　DRM47D.1Pでは、BCM相変化記録膜に加え、HGXスタンパ、高精度基板などを採用し、低エラーレートを実現。さらに、キズやホコリを抑制するハードコートや、文字をキレイに書ける「書き楽インデックス」や薄型5mmケースを採用している。

□日立マクセルのホームページ
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□ニュースリリース
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( 2006年3月2日 )

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