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いずれのモデルもパナソニック四国エレクトロニクス製「SW-5582」を採用し、ドライブスペックは同日に発表された松下電器の「LF-MB121JD」と同じ。なお、外付けの「BRD-UM2」はBlu-rayをイメージしたという青みがかった黒系の筐体を、内蔵型の「BRD-AM2B」はブラックモデルとなっている。 外付け型BRD-UM2の外形寸法は170×270×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg(ACアダプタ除く)。
BD-Rの1層、2層、さらにBD-REの1層、2層の書き込みと、BD-ROMの読み込みに対応したBDドライブ。書き込み速度がBD-Rが2倍速、BD-REが2倍速。BD-ROMは2倍速で読み込める(なお、転送速度はBDの1倍速がDVDの約3.25倍速の36Mbps)。また、従来のカートリッジタイプのBDメディアはサポートしていない。 さらにDVDメディアの書き込み/読み込みもサポートしており、DVD±R 8倍速、DVD±R DL 4倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 24倍速、CD-RW 16倍速で書き込みが可能。DVD-ROMは8倍速、CD-ROMは32倍速で読み込める。 BD再生ソフトとして「WinDVD 7 BD」を同梱。なお、市販のBDソフトの再生やインタラクティブ機能などを実現するBD-JAVA機能の対応も含めて「後日ユーザー登録者にメールにて案内する」としている。またDVDビデオの再生には対応していないため、DVDの再生には付属の「WinDVD 5 for OEM」を使用する。 データライティングソフトとしては「Burn.Now 3」を同梱。BD-R/REとDVDメディアへの書き込みが可能。パケットライトソフトは「DataAdd 2.5」で、BD-REやDVDの書き換えメディアに対応。BD-REのフォーマットは1層、2層どちらも数秒で終了するという。 オーサリングソフトは、「DVD MovieWriter 4.7」が付属する。ただし、発売当初はDVDのオーサリングのみに対応。BDのオーサリングも対応を検討している。また、リアルタイムレコーディングソフトとして「BD DiscRecorder 2.5」も同梱する。HDV動画など、著作権保護のかかっていない動画を取り込み、BDメディアへ記録できる。 BD動画の編集などに必要なスペックは、Pentium 4 2.8GHz以上で、メモリは512MB以上(1GB以上推奨)。対応OSはWindows XP SP2。BDデータ記録は若干下がり、Pentium 4 1.6GHz以上で、メモリは512MB以上。対応OSはWindows 2000 SP4/XP SP2となる。 なお、BD-ROMの映像ソフトを再生するためには、HDCP対応のnVIDIA/ATI製のグラフィックカード(VRAM256MB推奨)と、HDCP対応のDVI、もしくはHDMI端子を備えたディスプレイが必要。ディスプレイが対応していない場合はフルHDでの出力はできず、960×540ドットでの出力となる見込み。 また、BD-ROMソフトのリリース当初は高ビットレートのMPEG-2動画の収録が多くなる見込みだが、デコード処理の負荷が重いH.264/MPEG-4 AVCのコンテンツもPentium D 3GHz以上のマシンであれば対応できる見込み。
□アイ・オー・データのホームページ
(2006年4月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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