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ハンファ・ジャパンの展開する「DIGITAL COWBOY」は、HDDプレーヤーキット「MOVIE COWBOY」シリーズ最新モデルとして、WMV HD映像ファイルの再生に対応した「DC-MC50U2」を6月下旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は24,800円前後。 MPEG-2/4などの動画再生機能を備えたHDDケース。HDDは付属せず、別途購入して取り付ける必要がある。5インチサイズのドライブが内蔵可能な新筐体を採用し、HDD用のリムーバブルフレームを収納できるほか、デスクトップ用のDVDドライブも内蔵可能。DVDドライブ内蔵時にはDVDプレーヤーとしても利用できるが、市販のDVDビデオや、VRモード記録のディスクの再生は非対応。MPEG-2などのビデオデータを記録したDVDや、ユーザーが製作したDVDビデオなどは再生可能。 筐体には各種操作が行なえるボタン類を備えており、ドライブトレイの出し入れを行なうイジェクトボタンも用意。3.5インチのHDDも内蔵可能で、専用のマウンタが付属する。
デコーダチップにはSigma Designの「EM8621L」を搭載。対応ファイルフォーマットはMPEG-1/2及びDivX、XviDなど、DVDビデオ(IFO/ISO/VOB)のほか、新たにWMV9、WMV HD、MPEG-4ファイルの再生が可能になった。再生可能なビットレートは、MPEG-1/2が10Mbps、MPEG-4が5Mbps、WMV9が10Mbpsまでとなる。 MPEG-2 TSファイルの再生は、発売時点では非対応だが、ファームアップデートで対応予定。 音楽ファイルはMP3、WMA、WAVEに加えてAACファイルの再生に対応する。表示可能な静止画はJPEG、PNG、BMP。 映像出力端子には、S映像、コンポーネント、コンポジット、DVI-I(HDCP非対応)、音声出力端子は、アナログ音声、5.1chアナログ音声、S/PDIF音声を各1系統ずつ装備。USB2.0端子はPCとの接続用とホスト接続用を備える。ホスト接続用端子には、USBメモリやUSB接続のHDDなど、ストレージ機器の接続が可能だが、同社ではサポートしない。 外形寸法は171.4×275.5×71.5mm(幅×奥行き×高さ)、縦置き用のスタンドやACアダプタを除いた重量は約1.87kg。筐体の材質には肉厚のアルミニウムを採用。付属リモコンは日本語表記のものが付属する。
□DIGITAL COWBOYのホームページ ( 2006年5月26日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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