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シャープ株式会社は、ラック一体型のサウンドシステム「AQUOSサラウンド」製品を10月1日より順次発売する。 設置可能な液晶テレビサイズの違いで2モデルを用意。37~45V型のサイドスピーカータイプ向けの「AN-ACX1」が10月1日発売、32~45V型液晶(アンダースピーカータイプ)向けの「AN-ACY1」が10月23日発売。 価格はオープンプライスだが、店頭予想価格はAN-ACX1が13万5,000円前後、AN-ACY1が12万5,000円前後。
HDMI接続で同社対応モデルと接続、連携が可能な「AQUOSファミリンク」に対応する。同社の液晶テレビ「AQUOS」やハイビジョンレコーダ「AQUOSハイビジョンレコーダ」の対応モデルと接続、同期することで、電源オン/オフやボリューム調整を、液晶テレビなどのリモコンから行なえる。 さらに、映画放送の際には、サウンドモードが「シネマ」に切り替わるなど、番組情報に合わせて自動でサウンドモードが切り替わるなどの連携機能が利用可能。テレビ画面からサウンドモードの変更も行なえる。 テレビラックにフロントスピーカーやサブウーファを内蔵し、天面部には液晶テレビの設置が可能。11.2MHzのサンプリングが行なえる1ビットデジタルアンプを搭載。デジタル入力端子はHDMIを1系統、光デジタル音声を2系統。アナログ音声入力端子はRCAを2系統。デジタル出力はHDMIを1系統備える。
スピーカーユニットは6.5cm径のウーファを2基、2.5cm径のソフトドームツイーターを2基搭載。最大出力は25W×2ch。サブウーファはバスレフ型で、16cm径ユニットを搭載、最大出力は100W。 サウンドモードは、映画や音楽ソフトなど再生する音源の特性に応じて、8種類を用意。同社推奨のサブウーファレベルが予め設定されているほか、手動でレベル変更も行なえる。内蔵デコーダは、DTSやドルビープロロジックII、AACなどに対応。 また、2.1chスピーカーで、ドルビープロロジックIIによる5.1chサラウンド効果を得られる「ドルビーバーチャルスピーカー」機能を搭載する。そのほかに「Audistry by Dolby」機能も搭載。ステレオ音声の音質や聴きやすさの向上を目指したサウンド技術で、主な機能としてダイナミックレンジを圧縮し、大きい音を穏やかに、弱い音を大きく調整する「インテリジェント・ボリューム・コントロール(快適音量)」やシステムの低域特性を活かした低音出力を行なう「ナチュラルベース(低音強調)」などの4つのモードを備える。 AN-ACX1の外形寸法は1,400×450×450mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約49.3kgで耐荷重は最大約80kg。ハイビジョンレコーダなどを収納可能な棚を4段備える。ACN-ACY1の外形寸法は1,150×450×450mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約38kgで耐荷重は最大約80kg。レコーダを収納する棚は2段装備。
□シャープのホームページ ( 2006年8月2日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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