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社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は12日、2006年7月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比90.7%の275億1,200万円となった。 同統計は、会員社33社(前年同月31社)の売上報告をもとにしたもの。ソフト全体の売上本数は、前年同月比94.2%の985万2,000本/枚。カセットとDVDの構成比は売上額が1.4:98.6、数量は1.1:98.9。 DVDビデオの売上額は、販売用が172億4,100万円で前年同月比84.8%。数量についても同86.1%の688万3,000枚といずれも減少。レンタル店用については、売上額が同123.8%の97億2,000万円、数量は同135.6%の226万4,000枚で、引き続き増加傾向となった。DVDビデオの合計売上額は同95.8%の271億1,500万円、数量は同96.6%の974万2,000枚と金額/数量ともに減少した。 カセットの売上額は、販売用が前年同月比32%の7,100万円、数量は同31.7%の1万6,000本と減少。レンタル用は同16.7%の2億9,500万円、数量は同21.4%の6万6,000本で、どちらも減少傾向となった。 2006年7月度の新作DVDは、販売用が前年同月比124.2%の873枚、レンタルは同117.5%の599枚。
また、2006年1月から6月までの、上半期ビデオソフト売上統計調査の結果も合わせて発表した。ビデオソフト全体の売上金額は、前年同期比104.6%の1,546億4,700万円、数量が同105.7%の4,763万37本/枚となった。 DVDビデオについては、販売用DVDビデオの売上金額が、前年同期比99.8%の1,021億2,900万円とわずかに前年同期を下回った。数量も同97.9%の3,429万7,491枚と微減。
レンタル用は売上額が476億円で前年同期比148.9%、数量も同172.7%の1,029万3,486枚といずれも増加しており、JVAでは「レンタル店におけるDVDビデオの在庫拡張が更に進んだ」と分析している。
□JVAのホームページ ( 2006年9月15日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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