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松下電器産業株式会社は26日、AVCHDに対応したビデオカメラとして、世界で始めてSDカードにハイビジョン映像を記録できるビデオカメラを2006年中に発売すると発表した。10月3日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」に参考出展する。 同モデルには、HDカム用に新開発したという「3CCDカメラシステム」と、AVCHDで採用しているMPEG-4 AVC/H.264をサポートした新開発の「映像信号処理LSI」を採用。HD映像を4GBのSDHCカードに6Mbpsで約85分、9Mbpsで約55分記録できるという。 AVCHDは、1080iや720p方式のHD信号をH.264/MPEG-4 AVC方式で記録するビデオカメラ用規格。5月の発表時には8cmDVDディスクを記録メディアとしていたが、7月に仕様を拡張し、メモリーカードやHDDも追加。AVCHD規格 Ver.1.0として策定された。
対応するビデオカメラとしては、ソニーが記録メディアに8cm DVDを採用した「HDR-UX1」を9月に発売。30GB HDDに記録する「HDR-SR1」を10月10日に発売する予定。SDカードを記録メディアとするモデルを発表したのは松下電器が初となる。ほかにもキヤノンやシャープ、パイオニア、サムスンなどのメーカーが賛同している。
□松下電器のホームページ
(2006年9月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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