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株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズは28日、CS放送「スカイパーフェクTV!(スカパー!)」への2008年夏のハイビジョン放送導入に向け、具体的な検討作業に入ると発表した。 同社では、110度CSデジタル放送「スカパー!110」にてMPEG-2映像によるハイビジョン放送を行なっている。124度/128度衛星を用いた「スカパー!」では、2008年夏を目処に、映像コーデックにH.264(MPEG-4 AVC)、伝送方式に「DVB-S.2」を用いたHD放送を開始すべく、具体的な検討に入るという。 同社では「スカパー!」を今後も主力サービスと位置づけ、HD化を推進。2008年夏を目処にJSATの通信衛星JCSAT-4A(東経124度)を用いて約10チャンネルのHD放送をスタート、さらに2009年秋には20チャンネル程度のHD放送を追加し、合計約30チャンネルのHD体制を目指す。 同社では新HD放送に対応した受信機の開発や、供給に向けて供給体制構築に向けて具体的な検討を開始。同受信機は、JSATと協同した衛星による地上デジタル放送の同時再送信を視野に入れ、地上デジタル受信機能を含んだチューナになる見込み。 HDチャンネルパックや、新HDベーシックパック、料金などについては、現時点では未定。
( 2006年9月28日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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