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■ 松下電器 松下電器のブースでは、AVCHDに対応し、SD/SDHCカードに1080iのHD映像が記録できるSDカードムービーを展示している。2006年中の発売を予定しており、価格は未定。HDカム用に新開発したという「3CCDカメラシステム」と、MPEG-4 AVC/H.264をサポートした新開発の「映像信号処理LSI」を搭載する。 記録ビットレートは13Mbps、9Mbps、6Mbpsの3モードを用意する予定。4GBのSDHCカードを利用した場合は、6Mbpsで約85分、9Mbpsで約55分記録できるという。
CCDは1/4型。画素数は未定だが「合計で200万画素程度になる」という。SD解像度での録画には対応しておらず、HD録画専用モデルとなる。サポートするSDHCカードは4GBまで。なお、現在8GBのSDHCカードは存在せず、検証ができないため「8GBも対応していきたいが、現在のところ未定」としている。レンズは光学12倍ズームのライカレンズ。
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■ ビクター ビクターはHDDムービー「Everio(エブリオ)」のハイビジョン対応モデルを参考展示している。2007年前半までには発売したいとしており、価格は未定。コンシューマ向けとして初めてFUJINONレンズを採用した、フルHDの3CCDカメラシステムを搭載している。 新開発の1/5型、総画素数57万画素(1,016×558ドット)、有効画素数53万画素(有効976×548ドット)の16:9のプログレッシブスキャンCCDを3枚使用。斜め画素ずらし構造を採用することでフルHD(1,920×1,080ドット)に対応。本体にHDMI端子も装備する。
HDDを内蔵することは決定しているが、容量は決まっておらず、記録フォーマットも未定。AVCHDではMPEG-4 AVC/H.264となるが、ビクターはAVCHD規格に現在のところ参加していない。「AVCHD規格に参加するか否かも含めて、これから仕様を詰めていきたい」という。なお、ブランドとしてはエブリオを踏襲しており、SDモデルの上位バージョンとしてラインナップするという。
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■ ソニー ソニーのブースでは、PLAYSTATION 3を利用して、AVCHDカムで撮影したAVCHDディスクを再生するデモを行なっている。ソニーはAVCHDカムの製品発表時に、「今後リリースするソニーのBDプレーヤーでは、AVCHDディスクの再生をサポートする」と表明しており、PLAYSTAITION 3でもこのサポートを実現しているという。 直接8cm DVDディスクにAVCHDフォーマットで書き込んだもの以外に、HDDタイプのAVCHDカムからPCにHD動画をコピーし、PCでライティングしたAVCHDディスクも再生可能。なお、PLAYSTATION 3はメモリースティックスロットも備えているが「将来的にメモリースティックに録画するAVCHDカムが登場しても、メモリースティックからHD動画を再生することは想定している」という。
■ 日立
日立のブースでは、HDD/DVDのハイブリッドカム「DZ-HS303」など、現行シリーズのほか、参考展示として次世代のHDカムのデザインモックを出展している。
記録媒体にディスクをイメージしたものや、HDD/メモリーカードスロット内蔵タイプなど、様々な展開を予定しており「既存のイメージにとらわれない、新しいHDカムのデザインを考えている」という。
□CEATEC JAPAN 2006のホームページ
(2006年10月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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