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株式会社NTTデータ アウラは10日、同社が展開している携帯電話向けの動画配信サービス「MOVIT'SMO」(モビッツモ)を、10月6日からNTTドコモの高速通信サービス「HSDPA」に対応させたと発表した。同プラットフォームを利用した配信サイト「アニメ・モビ」にて、6日から「機動戦士ガンダムSEED」が配信されている。 HSDPAとは、W-CDMAの通信を高速化したもので、従来の5倍以上となる最大3.6Mbpsのダウンロード速度を実現できる。対応端末としてNEC製のFOMA端末「N902iX HIGH-SPEED」が発売されている。 「MOVIT'SMO」におけるHDSPA対応版の動画ファイルは、240×180ドットで16fps。データ量は増加しているが、バッファリング時間は従来の半分程度である10秒程度で済むという。 サービスの第1弾として、このソリューションを採用しているバンダイネットワークスの「アニメ・モビ」にて、10月6日から「機動戦士ガンダムSEED」のHSDPA対応版が用意され、配信も行なわれている。対応作品は順次追加予定。
「MOVIT'SMO」プラットフォームは独自の動画配信形式を採用したことが特徴で、携帯電話での長時間動画視聴や、タイムラグはあるもののライヴ配信が行なえることなどが特徴。配信事業者向けに、専用形式へのエンコードからアップロードまでの総合管理が可能なWebベースの管理ツールも提供している。
□NTTデータ アウラのホームページ
(2006年10月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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