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米Sonic、DVD-on-Demand技術にRipGuard/ACPを採用
-ビデオ製作者/販売業者向けにライセンス提供


10月12日発表


 米Sonic Solutionsは、ダウンロード配信映像をDVDメディアへ書き込んでDVDビデオとして利用できる「DVD-on-Demand」技術に、新たに米Macrovisionのアナログ映像保護技術(ACP)と不正リッピング防止技術(RipGuard)を採用すると発表した。

 DVD-on-Demandは、ダウンロード配信による映像データを自動でDVD用のMPEG-2に変換し、DVDメディアに記録することで、DVDビデオとして利用可能にする技術。記録時にCSSなどのコピープロテクトを適用することが可能なため、市販のDVDビデオと同等の内容をネットワーク経由で提供できる。

 これまで対応していたCSS暗号に加え、ACP、RipGuardの3種類のコピーガード技術を適用可能にした。同技術は、ビデオ制作者や販売業者などへライセンス提供を行なっていく。提供開始時期は第3四半期後半(2006年12月前後)の見込み。

 ACPはテレビなど視聴目的の機器には問題なく映像を表示するが、録画機器への出力時に映像を乱れさせたりすることで、コピーを防ぐ。RipGuardは不正なDVDリッピングを防止する技術で、現在の市販DVDビデオで多く採用されるCSS暗号とは異なる方法でDVDリッピングを防止する。

 これら技術を利用することで、3重のコピープロテクトをかけることが可能になる。デジタルコピー対策だけでなく、アナログコピーへの対策も行なうことで、より強固なプロテクションが実現するという。

□米Sonic Solutionsのホームページ(英文)
http://www.sonic.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sonic.com/about/press/news/2006/10/secureDVD.aspx
□ソニック・ソルーションズのホームページ
http://www.sonicjapan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sonicjapan.co.jp/about/press/2006_10_12_2.html
□米Sonic Solutionsのホームページ(英文)
http://www.macrovision.com/
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-コンシューマ向けに提供。記録型CSSを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060810/sonic.htm
【2005年2月16日】Macrovision、不正なDVDリッピングを防止する「RipGuard」技術
-通常のDVDプレーヤーなどでも利用可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050216/macro.htm

( 2006年10月12日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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