TDK、録画用BD-R/REメディアを11月15日に発売 －2層50GBメディアは2007年春予定

録画用BD-Rメディア

11月15日発売 標準価格：オープンプライス

　TDK株式会社は、録画用の記録型Blu-ray Discメディア(BD-R/RE)を11月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格などは下表の通り。なお、録画用の2層BD-R/REメディア(50GB)の発売については、2007年春頃を予定している。

BD-REメディアは赤色のパッケージを採用する

　片面1層/容量25GBのBD-R/REメディア。BD-RはBlu-ray Disc Recordable Format Version 1.1規格に準拠し、BD-REはBlu-ray Disc Rewritable Format Version 2.1規格に準拠する。記録速度はいずれも2倍速。

　録画時間の目安として、BSデジタル放送番組(転送レート24Mbps)録画時は約130分、地上デジタル放送番組(17Mbps)録画時は約180分の録画が行なえる。

　TDK独自のハードコーティング技術「DURABIS 2」を採用し、記録面の傷や汚れを防ぐ。また、高精度スピンコートによるカバー層形成技術により、記録面を平滑にし、録画/再生を安定させるという。

　また、BD-Rメディアでは、従来の追記型ディスクが記録膜に有機色素を採用していたのに対し、無機材料のシリコン(Si)と銅(Cu)合金の2層構造を採用。これをレーザー光の熱で融解し、シリコンと銅合金をミックスして、記録マークを形成する。そのため、光の影響を受けず、長期保存に優れるという。

　BD-REメディアでも、専用に設計した高感度相変化記録材料と膜構造を採用し、1万回繰り返し書換を行なった場合でも安定して動作するという。

　なお、11月15日には、松下電器産業のBlu-ray Discレコーダ「DIGA DMR-BW200/BR100」が発売される。

□TDKのホームページ
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□ニュースリリース
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( 2006年10月25日 )

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